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旧甲州街道ウォーク㉗ 勝沼宿→栗原宿

こんにちは、ばーどです。
2024年10月6日(日)。
右も左も、ぶどう園の看板が続きます。



1.ぶどう園

街道の風景
延命地蔵尊

勝沼市街でも家々の間にぶどう園が点在してましたが、市街を離れてから、ぶどう園が道の両側に連続するようになりました。

ぶどう園の看板が延々と続く
駅名標風の看板 目につくよう差別化

かなり前、この辺りにバスツアーやマイカーでぶどう狩りに来たことがあります。
大型バス何台も入れるところ、個人経営のようなこじんまりサイズ、バーベキューなど食事施設あり、持ち帰りの販売が充実、宅配料でサービスするなど、同じように見えても各園の戦略の違いがわかります。
クルマで通過してたら、ここまでわからないはず。歩き旅ならでは、ですね。

道路沿いの棚は看板代わり
実際のぶどう狩りは裏手のぶどう園で
品種の違いがよくわかる
品種の違いがよくわかる

すでに日曜日の夕方。ぶどう狩りのお客は帰途についたらしく、スタッフの多くは、日中に注文を受けた宅配便の発送に忙しそうです。

ロリアンワイン白百合醸造
ぶどうを絞る道具の数々
甲州市から山梨市へ
左側に日川の堤を見ながら進む
堤の向こうは川ではなく農地

日川をはじめ甲府盆地の河川の多くは、古くから洪水を起こしやすく、その度に流路が変わり、甲州街道のルートも移設されることがありました。
街道脇の堤から数十m先に、もう1つ石造りの堤防があったのも、水害に対する備えです、


2.<第三十七番>栗原宿

栗原宿の風景

栗原(くりばら)宿は、山梨県内では甲府に次いで二番目に戸数が多い宿場町で、本陣と脇本陣が1軒づつありました。
現在は歴史的な遺構がほとんど残っていないのは、残念です。

白山建岡神社
上栗原交差点
日蓮宗大法寺
旧屋号を記した標柱石
立派な邸宅のようだが………
大戸屋グループ創業者の生家だった
旧街道は右の脇道へ入る、と言うより、
元はこちらが直進だったはず
大宮五所大神 参道の石柱
突き当たりを左へ

正面の源屋園は、旧旅籠屋だったらしい。

国道を横断して直進
カボチャが空中になっている
道なりに右へ
日川の堤道に合流
東の方角を望む
南の方角を望む

雲が低く、今日も富士山は見えませんでした。

旧街道は交差点を右折する
左側の日川を渡る橋は新日川橋
国道に合流し、左折
旧甲州街道の標柱
国道411号を進む

国道411号は、八王子から奥多摩を抜けて山梨県に入り、甲府まで至るルートです。

街道の風景
日川警察官駐在所
その隣の民家に、明治天皇御小休止所碑
日川高校前交差点 16:10
山梨県立日川高校
林真理子さんの母校らしい

栗原宿の諏訪口は、たぶんこの辺りでしょう。今日の街道ウォークは、ここまで。

勝沼宿→栗原宿
 距離 3.4km
 所要 1時間5分(休憩除く)


3.まとめ

山梨市営バス 日川高校バス停

あと10分で来るバスを待ちます。

市営バスで山梨市駅へ
山梨市営バス

この日(10月6日(日))の総トータルは、中初狩宿~栗原宿 24.7km。
東海道や日光街道では1日に30km以上歩いた経験からすると物足りない距離ではありますが、都内を朝4時台の始発で出発して、雨の笹子峠を越えられたので、よく頑張ったぞと自分をほめたいくらいです。
阿弥陀海道宿付近で甲州街道の中間地点を過ぎて、その先で最大の難所ともいえる笹子峠を越えたので、次の目標は「山梨県脱出」して「長野県へ足を踏み入れる」ことにセットアップしました。

今回も最後までおつきあいいただき、ありがとうございます。


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