旧奥州街道ウォーク⑦ 鍋掛宿→越堀宿
こんにちは、ばーどです。
2024年5月4日(土)。
今日の締めくくり、川の対岸までの約1kmで、ほんの少し。
まだ日が高いけど、ここで区切るのは理由が・・・。
1.那珂川
通常は橋で渡河、橋が流出すると船渡しになる、と資料に書かれています。
下流の水戸市付近では川幅が広く、もっと大きな川を予想してましたが、このくらいなら江戸時代の橋でも渡れますね。
ここで少し街道を外れて、那珂川の河原に出てみようと思い、集落と反対方向の右へ曲がってみます。
橋や渡し船の場所を示すものは残ってませんでしたが、当時の旅人が見た(であろう)風景に近づくことができました。
2.<第七番>越堀宿
越堀(こえぼり)宿は、那珂川を挟んで対岸の鍋掛宿と対で一宿の機能を果たしていたとされてます。ただし、鍋掛宿が幕府領であったのに対し、越堀宿は黒羽藩領です。
参勤交代で江戸へ向かう伊達藩一行が、那珂川の川留めに遭って小屋を建てたのが宿の始まりで、その後宿場町として開設されたそうです。
日没までまだ時間がありますが、今日はここまで。というのも、今日の宿が那須塩原駅前のビジネスホテルで、そこまで戻る手段が限られているからです。
「ゆ~タク」は那須塩原市の公共タクシーで、バスのように時刻表がありますが、事前に予約が必要。そしてこの便が本日の最終便。
本陣跡の前の乗り場で待っていると、通常タイプのタクシーが5分前に到着。昭明橋を渡り鍋掛宿を通り、右折して黒磯駅へ。途中乗降の予約が無かったようで、そのままノンストップで20分ほどで到着。運転手さんも「ふだんは乗る人ほとんどいないね」と。
黒磯駅からは東北本線で1駅移動し、ホテルへチェックインしました。
翌、5月5日(日)も、朝から晴天。
昨日と同じ「ゆ~タク」で、黒磯駅から越堀宿まで戻ります。
昨日は時間がなくて素通りした浄泉寺で、本日の道中無事を祈願します。
いよいよ最終日。
ます芦野宿をめざし、県境を越え福島県の白坂宿、さらにゴール白河宿へ。
鍋掛宿→越堀宿
距離 1.1km
所要 15分
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