旧日光街道ウォーク⑤ 粕壁宿→杉戸宿
こんにちは、ばーどです。
2024年2月17日(土)。
国道4号と東武鉄道に挟まれながら、埼玉県北部を進む旅。
1.観音院
大落古利根川を渡り、粕壁宿も終わり。
杉戸宿もこの川を遡った地点にありますが、川は大きく蛇行しているようです。
旧街道ウォークでは、
1.当時の集落を抜ける、いわゆる旧道
2.峠や山間部の、未舗装の山道や石畳
3.国道や県道と一体化した、現代の道
の、3パターンがあると思います。
歩いて楽しいのは1と2で、3は正直あまり面白くありません。
この先の宇都宮までは、宿場町に入れば1ですが、その間は3の区間が長く続き、関東平野の景色も単調で「修行の道」とも揶揄されています。
それでも、歩道の脇には小さな祠や道標や碑があり、見つけながら進みます。
寺は鎌倉時代の開祖だが、本尊の正観世音菩薩像は飛鳥時代の作とされる秘仏。60年に一度の丙午の年に開帳され、次回は2年後の2026年。
実は私、丙午世代なので、急に親近感がわきました。ぜひ見に来たいです。
2.三本木の一里塚
春日部市の次は、北葛飾郡杉戸町。
平成の大合併で、町村がどんどん市に変わり、日光街道の通過する自治体で、ここが唯一の町です。(村はゼロ)
写真の左、地球儀は「北緯36度モニュメント」。
世界地図で北緯36度をたどると、ジブラルタル海峡から地中海を通り、ギリシャ、チベット、韓国、太平洋を抜けるとアメリカのラスベガス付近を通ります。
こういう地図の見方、なかなかしないけど結構新鮮です。
さきほど書いた旧街道の分類では、「1.当時の集落を抜けるいわゆる旧道」に入ったということですね。
3.<第五番>杉戸宿
元は利根川の本流であったが、河川改修で“古利根川”に。その後付近の治水が進み、農業用水がいくつも流れ入ることから“大落(おおおとし)”がついて今の名になったそうです。
本陣跡は一般の住宅の私有地で、そのまま素通りしてしまったようです。残念。
腹ごしらえして、次の幸手宿に向かいます。
粕壁宿→杉戸宿
距離 6.6km
所要 2時間00分(休憩除く)
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