旧甲州街道ウォーク⑫ 吉野宿→関野宿
こんにちは、ばーどです。
2024年7月28日(日)、猛暑の休日。
相模国の最後の宿場を目指して、一風変わった道を歩きます。
1.小猿橋
ここから8つ先の宿場が、猿橋宿。日本三大奇橋のひとつに数えられる景勝地ですが、同じ工法で作られた少し小ぶりの橋が、かつてはこのやや南側に架けられ、小猿橋と呼ばれたそうです。
現在その橋は無く、昭和8年開通の吉野橋に役目を譲りました。
持参した冊子では「直進して国道に合流」、この標識では「右折して駅前を経由」、と異なる案内ですが、そのまま直進することにします。
一里塚の説明は一切なく、「エノキ」の説明しかないのが、ちょっと残念。
2.藤野
旧藤野町も2007年に相模原市に編入され、自治体としては消滅しています。
下から順に、桂川、旧甲州街道、国道20号、JR中央本線、中央自動車道、と、狭い傾斜地を東西に横切るルートが並行しています。
藤野に限らず、平地が少ないこの一帯では、住宅もわずかな平地に建っている、というのがよくわかります。
3.関野旧道
上の写真の看板からほどなく進むと、道が一気に細くなり・・・。
4.<第十七番>関野宿
関野宿は、相模・甲斐の国境の宿場として栄え、戸数は130軒あったとされていますが、ここも明治以降の大火見まわれて、当時の遺構はほとんど残されていません。
相模国のラストスパート、国境を目指していよいよ甲斐国・上野原宿へ。
吉野宿→関野宿
距離 2.9km
所要 45分(休憩除く)