旧東海道ウォーク① 日本橋→品川宿
東京に引っ越して来て、「何か始めよう」と思ったのが、旧東海道ウォーク。
とりあえず日本橋からスタートして、特に期限や最終ゴールを定めず、自分の時間と体力と懐具合に相談しながら、無理なくマイペースで楽しめたら、と思います。
1.スタート「江戸日本橋」
2.都会をてくてく
3.歴史の舞台
4.<第一番>品川宿
1.スタート「江戸日本橋」
2022年5月5日(木・祝)、快晴。
まずは自宅から、東京メトロで日本橋へ。
地上に上がった瞬間、空を見上げると見事な五月晴れ。いつもは人も車もあわただしいこの場所も、休日の朝は比較的穏やかな風景。
ここでは、日本の交通の起点となる地のモニュメントを、観察します。
それでは、午前8時にスタート。
最初は国道1号ではなく、国道15号(中央通り)を進みます。
2.都会をてくてく
最初の品川宿の手前までは、国道をそのまま進みます。
都会でも裏道や脇道を通れば、歴史的な見どころや新たな発見がありそうですが、ここの区間はひたすら大通りの歩道が続くので、何か面白いものがないかキョロキョロしながら歩きます。
新橋で、まずはゆりかもめ、次にJR線をくぐり山手ぎ線の内側へ入ります。
右側には、虎ノ門ヒルズ、そして東京タワーが姿を見せます。自分が歩く国道沿いの建物はほとんどすべてがビルなので、これらの超高層建造物でもなかなかじっくり見ることができません。
3.歴史の舞台
この区間で最も歴史的な場所が、JR田町駅近くにあります。
幕末の激動期、薩摩の西郷隆盛と幕府の勝海舟が会談した、江戸開城会見の地。これがなければ官軍の江戸総攻撃が起こり、江戸は焼け野原だったかもしれません。今のTOKYOの発展は、ここが分岐点とも言えるでしょう。
そのメモリアルな場所ですが、残念ながらビル立替工事が行われています。
現代の東京23区はまだまだ続きますが、かつての江戸の境に設けらたのが、高輪の大木戸門。ここから先は、江戸ではなかったということです。
現代では、近くに高輪ゲートウェイ駅も開業して、鉄道用地の縮小と再開発が急速に進み、数年後はここが東京の中心の一つになりそうです。
JR・京浜急行の品川駅前に到着ですが、旧品川宿はさらに先(南)です。
最初の1区間、ペースがわからず、なりゆきで進んできましたが、キョロキョロし過ぎたのと予想外の暑さで、時間も体力も想定よりロスしてます。
品川駅を過ぎて八ツ山橋を渡り、ようやく国道15号から脇道に分岐。そして品川宿に入ります。気分が高揚してきました。
3.<第一番>品川宿
品川宿は南北に細長く、並走する京浜急行の4駅分くらいあります。
途中を流れる目黒川で、北品川と南品川に分かれているようです。
まずは北品川。京浜急行の踏切が、入口になります。
旧本陣跡は、公園になってました。
これから先、「●●宿 到着時刻」を記録するときに、本陣を通った時刻を表すようにします。品川宿は、10時30分着。
目黒川を渡り、南品川へ。
街道を少し離れますが、坂本龍馬の像があります。
このあたりで、品川宿は終わり。次は川崎宿へ向かいます。