見出し画像

旧東海道ウォーク⑦ 藤沢宿→平塚宿

2022年5月29日(日)晴。
2日目のラストは、藤沢宿から平塚宿まで。これまでで最も長い区間です。
暑い日の西日を正面に見ながら進みます。


  1. 湘南の松並木

  2. 茅ヶ崎の一里塚

  3. 左富士

  4. 相模川を越えて

  5. <第七番>平塚宿

  6. 今日のまとめ


1.湘南の松並木

藤沢宿を越えて、西へ。しばらくは、県道44号を進みます。
引地川の手前で、県道脇の小道へ。

ここを右の小道へ。ただし、こちらのほうが、方向的には「直進」。


突き当りを左に曲がり、再び県道に合流。

引地川を渡ります。

江戸時代にも橋が架かっていたそうです。


メルシャンワインの藤沢工場。キリン系列なんですね。

四ツ谷交差点で、右から国道1号が合流してきました。

旧東海道は、右から来て国道1号に合流して、左手前に。
日本橋から54km。いつの間にか50㎞を越えてました。
少し進むと、四ツ谷の一里塚跡。日本橋から十三里目。
木陰で小休止。ヤマザキの小倉パン。ちなみに横浜工場産ではありませんでした。

2.湘南の松並木

四ツ谷の一里塚を越えると、ところどころに松並木が現れます。

これは、なかなかの迫力。
ほとんどは、これぐらいの小ぶり。

この辺りはかつての勤務先に近く、営業車で松並木の下を走ったのを思い出します。

藤沢市から、茅ヶ崎市に入ります。
かつては、旅人を風雨や陽射しから、守ってくれたことでしょう。
歩道に僅かながら、旧道の痕跡が残っていました。
藤沢から平塚までに、4か所の立場があった。そのうちの一つ、牡丹餅立場跡。
並木ではなく、ポツンと2本の松の木。
TOTOの工場。営業でお伺いしたことあります。

3.茅ヶ崎の一里塚

茅ヶ崎市街地に入ってきました。

JR相模線を越えます。

茅ヶ崎駅前に入る交差点に、茅ヶ崎の一里塚があり、南塚だけが、現存しています。

江戸から十四里目。
南塚の全景。
交差点も、一里塚。
交差点は、地下道で渡ります。

4.左富士

江戸から京へ向かう東海道では、富士山は北側、つまり右側に位置します。
しかし、何か所かでは左側に見える場所があり、「左富士」として名所となっていました。
そのうちの一つが、「南湖の左富士」。
小さな橋を渡るとき、左前方の遠くに富士山が望めました。

逆光でわかりにくいですが、遠くに富士山のシルエットが。
橋の手すりにも、左富士がデザインされています。
説明版では「2ヵ所」と書いてありました。もう一つは静岡・吉原宿の手前。

その先、新湘南バイパスをくぐり、平塚へ向かいます。


4.相模川を越えて

相模川を越えると、平塚に入ります。

市境と国道標示(おにぎり)が、仲良くお出迎え。
橋の名前は、馬入橋。相模川も別名・馬入川と言います。

その昔、源頼朝はこの川の橋の渡り初めの時に、乗っていた馬が突然暴れ出して落馬。そのときの怪我がもとで翌年亡くなったと言われています。
馬入川の名前の由来も、そこにあるとか。

すぐ南隣には、東海道本線が並走。
東京駅から、62㎞の表示。
ほぼ同じ場所に、国道1号も日本橋から62kmの表示。ぴったりです。
相模川の河口の方向を望む。
特急列車が、やってきました。
相模川を渡り切りました。
国道1号から、右の横道に入ります。
すぐに、馬入の一里塚跡。日本橋から十五里目。
説明板

5.<第七番>平塚宿

平塚駅前の繁華街

18時25分、平塚宿の江戸見附に到着しました。
本陣跡はもう少し先ですが、日も暮れかけてきたので、ここで終了。JR平塚駅へ向かいます。

明治初期のイタリア人外交官が持ち帰った写真を基に、土居を復元したそうです。

藤沢宿→平塚宿
 距離 13.4km
 所要 4時間(仮)


6.今日のまとめ

今日一日(2022年5月29日(日))のまとめです。

踏破区間  保土ヶ谷宿(JR駅前付近)→平塚宿(江戸見附)
踏破距離  約30.7km
所要時間  約10時間00分 (休憩含む)

気温も上がり、特に午後の西日が真正面から照りつける環境には、相当体力を使いましたが、道中の観察ポイントも少しづつ身についてきました。
これから先の旧東海道ウォークが、楽しみです。
仕事の合間を見ながら、そして体力や気候をよく観察しながら、ゆっくりと進めていきたいと思っています。
よろしければ、これからもお付き合いください。

ひとり反省会は、湘南の地魚寿司と生ビール。美味し!。

いいなと思ったら応援しよう!