【写真】ディス・イズ・スロウライト
この世界は想像力の副産物。
花は贈り物。
鳥を今日も見上げては、風のありかはどこかと問う。月なら見上げりゃ、そこに浮かんでくれるだろう。
女は楽器。男は覚束ない奏者。
経験のない女と、五百人と寝た女なら、五百一番目の男になる。それならやがて忘れてくれる。そんな卑怯な言い訳を三つか四つは携えている。
独断と偏見をポケットに捩じ込んで、いつでも引っ張り出せるように、その手に握っておくんだ。
最も偉大なのは作曲家と詐欺師だ。
交響曲を編み上げながら結婚詐欺でもやれようものなら、そいつはもはや王になれる。
地べたを這って行きたくないなら、そのどちらかを選ぶしかない。
魂はいつも還る場所を探している。定住を決めた男は、もうオスには戻れない。
ろくでもないことを吐き出し続けたら、ずいぶん体が軽くなった。なんだよ、俺も生きてるんだな。まともな奴になろうとするな。どうしようもない人間になってやれ。
理想を掲げよ。
この世界には、理想以外に掲げるものなんぞない。
さて、明日は。
超音速スーパー異能力バトル小説「超獣ギガ(仮)」の第八話をお送りする予定です。
お楽しみにしていてください。
地球の進化外の生命体と進化した人類、果たして、どちらが未来をつかむのか。
photograph and words by billy.
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