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#28 デジタル時代の「不規則勤務」を快適に過ごすには

みなさんのパソコンの中は「整理整頓」され、必要なデータは各デバイス間で「共有」されていますか?

お部屋同様に、パソコンや各種デバイスを「お片付け」することで、勤務明けの疲れたとき、出勤前の時間を「有効」に使うことができるようになります。

とある日私は、仕事が早く終わり体調もいいので、ブログを書いてみようと意気揚々と書き始めました。

ネットで参考になった記事があったので、保存していたことを思い出します。

さて、どの「フォルダー」だろう。なかなか見つからず、時間だけが過ぎていきます。

「あのファイルを確認しよう」と思ってから、10秒以内にファイルが開ければ合格です。

何度か検索して、30秒以上かかる状態では、集中力がリセットされてしまいます。

樺沢紫苑著『神・時間術』より引用

やがてイライラし始め、疲れていることもあり、ブログを書くことを投げ出してしまいます。やる気があっただけに、とても勿体ないですよね。

なぜ、すぐに見つからないのか、それは「当書」で指摘されている通り、面倒で適当な名前をつけて、適当な「フォルダー」に格納していたからなのでした。

分類されたファイルに、きちんとした件名をつけて保存するのには、10秒~15秒くらいかかります
~中略~
目先の数秒をケチってしまったせいで、後で何十分もの損失につながるのです。

樺沢紫苑著『神・時間術』より引用

ブログだけでなく、パソコン内の「整理」ができていないと、中途半端な時間があるとき、作業を投げ出してしまう原因になることもありました。

最近、「DX(デジタルトランスフォーメーション)」という言葉をよく耳にしませんか?

これは「デジタル変革」と直訳され、通常は企業が取り組むものだと考えられていますが、最近、「個人」がDXを導入するメリットについて記載された本に出会いました。

この本では、「DX仕事術」として、自動的に行える「仕組み」づくりが不可欠であり、「三つの制限」を極力取り除くことが提唱されています。

(見出しのみ引用)
・場所の制限をなくす    どこでも使える
・デバイスの制限をなくす  他端末で使える
・時間の制限をなくす    いつでも使える

相馬正伸著『超DX仕事術』より引用

私の場合、早番勤務の後、ファミレスでランチを楽しみながら、「クラウド」から必要な資料を「自由」に取り出して、ブログを執筆しています。

特に疲れているときには、スマートフォンだけでも作業できるように工夫し、デバイスによる「制約」を最小限に抑えるようにしています。

DXに失敗はない!「少しの改善でも成功」と捉える
(中略)そんなに構えるほどのことではありません。
ダメならやめて、別の方法にすればいいのです

相馬正伸著『超DX仕事術』より引用

「不規則勤務・シフトワーク」といっても、さまざまな勤務形態が存在します。

自分の勤務スタイルに合った最適な「ITツール」を見つけることで、「行動」が効率的になります。

不規則な勤務で疲れを感じたとき、どのように「行動」するかは、「0・100思考(完璧主義)」を捨てることと、「仕組化」することが鍵だと考えています

以前のファイルを「整理」し、今後はどの「フォルダー」に何を格納し、ファイル名にも定型を用意して「仕組化」することで、整理が自然に進んでいきます。

DXも、著者が述べているように、完璧を目指すのではなく、合わない場合は別の方法に切り替えることで、自分のペースで進めることができます。

より快適な時間を過ごすために、「デジタル整理整頓」「DX」を取り入れてみてはいかがでしょうか。

#29「不規則時間術」はこちらから

今回のおすすめ本

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