樺沢紫苑著『読書脳』
私のこれまでの人生は常に「人間関係・コミュニケーション」の悩みが絶えませんでした。
幼少期より「本」が大好きでしたので「人間関係・コミュニケーション」について書かれた「本」から「解決策」を模索します。
当書では「解決法を知るだけでストレスは軽減する」と書かれており、確かに「ストレス」は軽減していましたが、多くの本を読んでも「変化」は起こりませんでした。
「多読」することが「解決」への道しるべと信じており「感想を書くこと(アウトプット)」もなく、多くの本を読むために、売却を意識し「マーカー」を引く行為など、あり得ないことだったのです。
読書で「コミュニケーション」の「ストレス」は軽減したものの、何も変わらないことに「モヤモヤ」していた私は「1冊の本」に出会います。
当書では「運命の1冊理論」と記されていますが、私にとっての「運命の1冊」は「読んだら忘れない読書術」を原点としている「アウトプット大全」でした。
綺麗に本を読むことをやめ、「たくさん読んで・たくさん書く」ことを意識し「感想キャンペーン」などにも積極的に応募します。
やがて、当書で書かれている「自己成長加速理論」で、「考え方・行動」が変化し、「百聞は一会にしかず読書術」のごとく、「著者講演会」へ参加を申し込みました。
「人間関係・コミュニケーション」に悩んでいた私にとっては、多くの人が集まる「講演会」に参加することは、一大決心で「コンフォートゾーン」を出る行動そのものです。
その「決心」がついたのも「運命の1冊」に「コンフォートゾーン」を出る「重要性」が書かれていたからです。
その後も「自己成長加速理論」は加速し「オンライン交流・リアル交流」も苦ではなくなり、多くの方々と知り合い、その方々を通じ、さまざまな「未知の経験」をする機会に恵まれ「楽しい日々」が増えていきます。
ここ数か月で、自身の過去の「ノート(note)」記事の大半を書き直しました。当時は「最高の文章」だと思っていた記事も、今読み返すと恥ずかしいほど拙く感じます。
読書をし「アウトプット」を継続したことで、去年の私より「文章力」は上がっていると「実感」できますが、「今」書いている記事も、来年になり見返すと拙く感じるのかもしれません。
当書では、冒頭で「読書する」そして「文章を書く」ことこそが「読解力」を伸ばす「最大のトレーニング」と書かれており、これからの「AI時代」には、「文章力・読解力」こそが「最強」だと著者は断言しています。
私の「運命の1冊」の「アウトプット大全」誕生の「原点」になったのが「読んだら忘れない読書術」であり、その「読んだら忘れない読書術」を「AI時代」に向けて改めたのが当書「読書脳・新版・読んだら忘れない読書術」です。
新たに当書から得た数々の「ノウハウ」から変化していく、自分を楽しみにしている私が「今」ここにいます。