【野鳥観察】2024.1.12 アクアプラザ遊水池・浮島ヶ原周辺
こんにちは、あおさぎ。です!
2024年最初のバードウォッチングは、沼津市のアクアプラザ遊水池、富士市の浮島ヶ原に行ってきました。この周辺で「冬の宝石」に出会えるらしいのですが、果たして?!
アクアプラザ遊水池
探鳥地情報
所在地:静岡県沼津市原
駐車場:沼津市クリーンセンター前に数台駐められる空き地があります。路上駐車しても問題ありませんが、センターに作業車が頻繁に出入りするため迷惑にならないよう注意が必要です。
トイレ:仮説トイレがありましたが、使えるのかどうか不明です。
ヒラヒラ、シュタッ!
遊水池をぐるりと囲む遊歩道を反時計回りに探鳥スタート。遊水地一面に広がるススキの茂みからカサカサ音が聞こえてきますが、こちらを警戒してなかなか出てきてくれません。
歩きながらモズやホオジロ類には出会えましたが、「冬の宝石」はいないなぁ…と空を見上げると、ハヤブサの仲間・チョウゲンボウがヒラヒラ舞っているのを発見!チョウゲンボウはゆっくり高度を下げ、適当な電柱を見つけるとシュタッと留まり、静かに周囲を見回していました。獲物を探しているのでしょうか?
ハヤブサは「カッコイイ!」感じですが、チョウゲンボウは羽色が暖色系なのもあって猛禽類なのに「カワイイ!」感じですね。
湖面のパンダ
遊水地とその周辺の探鳥に続いて、狩野川西部浄化センター内の池で鳥探し。ここには越冬のため多くのカモ類が羽を休めているのですが、その中に異彩を放つミコアイサがいました!
ミコアイサにはこれまで出会ったことがなかったので、テンション上がりましたね!オスは純白の羽色&目の周りが黒いので、まるでパンダ…いや、ドクロの方が近しいかな?アイサの仲間は魚食性なので、潜水して魚を捕まえます。この日は、目の前で見事な潜水&狩りを披露してくれました。
出会えた野鳥
モズ(メス)、ホオジロ、チョウゲンボウ(オス)、ジョウビタキ(オス)、カワラヒワ、ツグミ、スズメ、アオジ、ヒヨドリ、ハシボソガラス、アオサギ、マガモ、カルガモ、ミコアイサ(オス)、コガモ(オス)
浮島ヶ原周辺
探鳥地情報
所在地:静岡県富士市中里
駐車場:浮島ヶ原自然公園の駐車場に駐められます。田畑近くの道路への路上駐車は他の車や農家の方達の迷惑になるので止めましょう。
トイレ:浮島ヶ原自然公園でトイレを済ませてから散策すると良いです。
リンク:浮島ヶ原自然公園のHPへのリンクです。Facebookもやっていて、見頃を迎えた植物やイベント情報等を発信されています。
閑古鳥が鳴く…
まずは浮島ヶ原自然公園にて探鳥スタート。…って、あれ?野鳥の声があまり聞こえないぞ?茅が刈られているためか野鳥の隠れ家や餌になりそうなものがないからですかね。そんなところにトコトコ歩いてきてくれたのがハクセキレイ。
街中でも普通に出会える野鳥ですが、歩き方がカワイイですね!
オレだってタカの仲間だ!
続いて、自然公園の少し北側にある沼川へ。ここではオオバンやカワラヒワ等に出会えました。しばらく歩いていると、川の上空にトビが現れました。
観光客の食べ物を奪う印象が強いためか、トビって不当に評価が下げられている感じがしますね。しかし、このトビは違います!ミサゴ顔負けの狩りを披露して、トビも立派なタカの仲間であることを証明してくれました!
零触即発
沼川周辺の田畑には、ケリが数羽群れていました。浮島ヶ原では普通に見られる野鳥らしいのですが、これまで出会ったことはありませんでした。
何故今まで出会えなかったのか…理由の1つにケリの警戒心の強さがあります。群れの複数の目で「少しでも怪しいヤツ」を探して、早々に遠くへ飛び去ってしまいます。実際、写真撮影はかなり大変でした。レンズ向ける前にさようなら…。
出会えた野鳥
ハクセキレイ、ジョウビタキ(オス)、トビ、カワラヒワ、オオバン、ケリ
結局、「冬の宝石」には会えたのか?
残念ながら、今回のバードウォッチングでは出会えませんでした。「冬の宝石」…その正体はタゲリという野鳥。羽が緑の金属光沢でとても綺麗!剥製しか見たことなかったので是非とも会いたかったのですが、野鳥との出会いは一期一会。来シーズン以降の宿題としましょう。
それでもミコアイサやケリを初めて観察できたので、すごく充実したバードウォッチングでした!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!