見出し画像

あだちのひよっこメモ8 和泉ジュニアビレッジについて


みなさまこんにちは!バード・デザインハウス(以下バード)の足立 結(あだち ゆい)です!バードのメンバーがどのようなプロセスでデザインをしているのかリサーチしながら、バードの魅力を発信していく『あだちのひよっこメモ』第8弾です! 今回は、代表の鳥山と足立が携わった「ジュニアビレッジ和泉」のお仕事についてご紹介します!
大阪和泉市で活動している「和泉ジュニアビレッジ※」で受講生(小学4年生〜中学1年生)がみかんジュースの魅力やコンセプトを明快にする。その講座を鳥山が講師をして、最終的にボトルのパッケージデザインをし、南海電車なんば駅前にて販売します。合わせてPRグッズのデザインをさせていただきました。
※「ジュニアビレッジ」とは… ゼロからはじめるビジネス体験
「食×農ビジネス」で「課題解決力」を身につける 地域で子どもたちが自発的に活動を作っていくジュニアビレッジの活動をすすめていくために、独自能力開発カリキュラム「アグリアーツ®︎」に基づき、様々なオリジナルコンテンツを各地でオンラインをベースに講座として展開し、子ども達の活動を支援しています。
(HPより引用:https://jvglocal.com/about/
大阪和泉ジュニアビレッジの活動テーマは、 「和泉の農業を子ども達から盛り上げる」 和泉市は大阪市に近い立地をうまく活かし、多くの農作物を新鮮な状態で大阪都市部に向け出荷しています。そして、和泉市は大阪府随一の「みかんの産地」です。しかし近年では耕作放棄地も増加し、農業活性につながる新たな取り組みが必要です。
和泉ジュニアビレッジでは、季節の野菜を自分たちでも栽培しながら、新たな挑戦として、「和泉みかん」の摘果した青みかんを活用した新商品開発に取り組みます。商品企画、パッケージデザインや大阪市、和泉市での販売会を通じた市場調査を行い、商品企画、パッケージデザインにも挑戦します。
小中学生が中心になって和泉の農業を考え、盛り上げます。
(HPより引用:https://jvglocal.com/base/izumi/
講師を務めた鳥山に意識したことや工夫したことを尋ねてみました! 「ジュニアビレッジには、小学4年生から中学1年生の子どもたちがいて、理解や知識に差があるのでみんなが興味を持てるように意識しました」とのこと。 「そして今回は全国の他地域で活動しているジュニアビレッジ同士で、活動の結果を競い合うということだったので、子どもたちがスポーツ感覚で互いを高め合えるよう、3チームに分けて案を考え、発表し合うということにしました。」
マンダラチャート(ドジャースの大谷選手が高校一年生で作ったのが有名)を用いて、どんなみかんジュースにするのか3チームがそれぞれに考えます。 みかんからすぐ連想できる「ビタミンC」や「美味しい」以外のワードを子どもたちにだしてほしかったと鳥山。 結果、決定した商品名が…
~農家さんとチカラを合わせてつくった「まるごと和泉のみかんジュース」~ 和泉のむみかん です。「のむ◯◯」は聞いたことがあるフレーズかもしれませんが、「みかん」と「ジュース」と両方の価値を上げる「のむみかん」という表現に、「和泉」を加えて、地域も表現しました。 商品名には選ばれなかった言葉も生かして、キャッチフレーズとして取り入れました。
子どもたちが開発した「和泉のむみかん」とジュニアビレッジで栽培した野菜を南海電鉄なんば駅で販売。その出店のディスプレイツールを鳥山と足立でデザインさせていただきました。
のぼり、ミニのぼり、POP、腰巻をデザインしました。 商品の鮮やかさが映える白を基調としたデザインに、「ジュニアビレッジ」という名前の通り、子どもらしさを表現するイラストを描きました。イラストの色にオレンジ、黄緑、黄色などのビタミンカラーを用い「和泉の農業を子どもたちから盛り上げる」を象徴させています。
のぼりと記念撮影しました!自分が携わらせていただいたものが街中に出るのはとても嬉しいです。
バードではデザイン・産品開発のデザイン、また講師やディスプレイデザインも承っています! 数々の実績がございますのでお気軽にご相談ください。
p.s.バードのホームページが近々リニューアルいたします! そのために15年ぶりに撮り直した、講師姿の鳥山の写真を載せておきますね〜
※足立結とは 2000年11月30日生まれ。 大阪府立池田高等学校→京都芸術大学 芸術学部 空間演出デザイン学科 空間デザインコース2023年卒業。 社会問題の解決となるようなものづくり・ことづくりを、空間×ビジュアル×ソーシャルデザインの3つの領域を横断して複合的に学んできました。



いいなと思ったら応援しよう!