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世界の人に、瀬戸内のアートや観光の魅力を知ってもらうためには。

木下斉さんが所長として立ち上げた、まちづくりの実践者コミュニティー「Locally Driven Labs(以下、LDL)」のメンバーと毎月テーマの沿って対談するバデイ制。


8月のバデイは中島綾子さん。外資系IT企業のマーケティング職にお勤めしながら、国際結婚し、東京港区芝浦エリアに在住。現在、0歳と2歳児の母でもあり、育児休暇期間に学びたいとLDLメンバーに加入するという、なんとも勉強家の中島さん。
芝浦エリアが大好きで味わい尽くしたいし、盛り上げたいと、マンション住民の活動にも積極的に参加。いつも前向きな姿と細やかな心配りができる彼女。絶賛、0歳児と2歳児の子育て中の彼女の姿に、子育てに追われていた自分が重なります。

8月のバデイは木下所長のnoteの投稿から、中島さんが気になった記事をシェアする対談。

中島さんが気になった記事はこちら💁‍♂️

実は、中島さんの地元は岡山県倉敷市の出身。故郷・倉敷に住む家族や地元の人たちは、国際芸術祭に対して盛り上がりにかけているのいるのだそう。
そんな地元倉敷の商店街もシャッター街になり、コミュニティが失われていっていることを知ると悲しいが、離れてしまっているので、何もできない気持ちが強いのだそう。そうした気持ちもあって、この記事を選んだのだそう。

今は、自分が暮らすまち、芝浦地区のことが気に入っていて、もっとこの地域の人とつながりを持ち、より楽しい地域にしていきたいのだそう。
芝浦は東京港区にあり、運河のある街並みが広がるエリア。
芝浦埠頭とお台場を結ぶ水上タクシーがある。自宅から見えるこのロケーションがとても気に入っているが、なかなか運行している様子も見られないし、実際利用している様子も見られない。
せっかく小さな子どもを持つ子育て世帯が多く暮らす地区でもあるので、桜が開花する季節などに、アート✖️運河で何か地域を盛り上げられないかと話す。

東京ウォータータクシー
好きな時に好きなところへ、を掲げる水上タクシー↓

もともと倉庫街だったエリアにタワーマンションが開発され、若い世帯が増えたのだそう。公園や遊歩道、商店街も整備され、利便性も兼ね備えている。
休日も公園や芝浦界隈には、子育て世帯をはじめ多世代が思い思いに芝浦エリアで過ごす姿を見かける。

もっと、地域の人たちに、身近にある運河を活用して、より豊かな生活にと想いは膨らむ。

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今回、中島さんが挙げられた「宇野港から豊島訪問で気になった国際観光を考えれば必要な改善点」の記事は、私も気になった記事でした。私が気になった点は、芸術祭会場のアクセスについて。『瀬戸内国際芸術祭』と謳っているので、海外の観光客も視野にいれてアクセスについてアナウンスしなくてはいけないところ、なかなか現地での対応が整備させていないことを実際足を運んだ経験を踏まえて書かれています。

・岡山空港から宇野港までのアクセス手段がタクシーオンリー。
・宇野港〜直島までの船の予約は電話のみ、さらに支払いは現金のみ。
 出港する船乗り場がわかりにくいなど。

私が暮らす地域には、湯ヶ島温泉や修善寺温泉場などの観光地が近くにあります。また、我が家でも有料でワサビ田見学ツアーをはじめたばかり。アクセス方法や、受け入れサイトの整備と事前決済、電子決済などのオンライン化がまだまだ進んでいないので、早急に対応しなければと思いました。
こうしたアクセスの整備は、実際に自分の足で行って体験しないと必要性に気づけないこともあるのではないかと、中島さんとの対談をしながら思ったことでもあります。
中島さんは地元を離れたからこそ気づいたこともあったと思います。
少し離れた視点から地域をみてみることの大事さを気づかせていただきました。

最後に、中島さんが、自分が暮らす芝浦エリアへの熱い気持ちに触れられた今回の対談。今回の対談で、芝浦エリアが運河のまちであったことも初めて知りました。ぜひ、芝浦エリアに足を運んで中島さんのおすすめスポット巡りをしてみたくなりました。

自分の当たり前の風景の中にお客様としての視点で見つめてみるとまた新たな気づきに出会えるかもしれません。







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