#27 スカラ検証法×リミックスポイントの破壊力

スカラ検証法のニュースは全然株価に反映されていませんがこれは実はとんでもない技術革新かもしれないと思いはじめました。

そもそもこのような試みがなぜ行われてこなかったかというと、やはり誤診が出たときに誰が責任を取るのかと言う問題でしょう。

テスラの自動運転車が事故を起こしたら運転手の責任なのか、テスラなのかとういう問題に似ています。裁判の結果によってすべてテスラのせいになったらはテスラは潰れてしまうかもしれません。だから他の会社は様子見状態ですね。

AI診療に関しても同じで、スカラ社、AIを作った東大、アプリを作った大日本印刷、設置及びマーケティングをしているリミポ、総括する順天堂大学のどこになるかという問題があります。

このような問題をクリアできるのかと言うことがネックになって二の足を踏むのでしょうね。しかしPCR検査にしても3割は疑陽性、疑陰性が出るといわれているのでそれを上回るならやる価値があるし、この診療で決まりではなくちゃんと医師の診断を受けることと言うエクスキューズは入れています。なのでこれで誤診が出たからといって裁判で負けることはまずないでしょう。

これからのロードマップをある代理店の方経由で聞くことが出来ました。詳細はいえないのですが大学がからんでいるからか今までのリミポにはないスピード感と規模で進んでいくのだと言うことがわかります。

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また料金体系に関しても驚くべき情報、なるほどこれは気軽にテストできるよう工夫されているなという情報がたくさんありましたが、これは正式発表を待ちましょう。

前に小田社長が言っていた事ですが

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おそらく、今、考えている計画が2030年までに実現させれば、日本の企業はもっと価値を上げようと動き出すでしょうし、日本という国自体がより世界におけるステータスが上がっていくでしょうし、日本人が誇りと尊厳を取り戻せるのではないかと考えています。また、その結果として現在世界で抱えている課題のいくつかは解決または改善に向かうことになるはずです。

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恐らく2030年までに実現したいことの一つはAI診療を日本がリードしていくということでしょう。日本は世界一の超高齢国家に移行していきます。このままでは医療費は莫大に上がっていきいつか支えきれなくなるでしょう。それが見えているからこの国は暗く自信の持てない国になっています。AI診療により医師の負担がへり、日々の健康指導が自動的に行えれば医療費の負担も抑えられます。介護ロボットなんかも出てくるでしょうね。

2025年の大阪万博のテーマは「いのち輝く未来社会のデザイン」です。主題は健康に関することですね。「基本計画」にぴったりあうAI診療は恐らくメイン展示のひとつになるのではないかと思っています。

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ただ医師会はAI診療を認めたがらないでしょう。自分たちの存在価値が薄まりますからね。

リミポのホルダーにお医者さんがいるのでこれについて聞いてみると「喉の症状は、EBウイルス、麻疹、インフル、ただの風邪、なんでも陽性になってしまう気がする」とのこと。なるほど。

これに関しては小田社長の5月17日のnoteを要約すると


・現状においてコロナかその他感染症かの区分について一定確率で判別することは可能

・6月中旬以降には導入・実施ステージにもっていきたい

・6月の段階では炎症状況から異常かどうかを判定するところまでは実現できる(インフルかどうかの判別も出来るが精度を上げるため実証実験が必要)

・ある程度のパターンで、新型コロナウイルス特有の炎症状況は既に把握は出来ている

・インフルだとしても他人に移す可能性があるので結果役に立つ

・現時点で本検査方法のサービスレベルとしての完成度は60~70%程度。これを早期に80~90%にもっていくことで、新型コロナウイルスを含めた感染症の早期特定が可能になる可能性がある。

ということでなんらか判別する方法はあるけど今の段階ではサンプルが少ないので実証実験をして精度を高めたいと言う感じですね。完成度は60~70%程度だったらPCR検査の代用としては使えるわけでそれだけでも需要はものすごくあると思いますね。保健所もこれにしたら職員を休めることが出来ます。


今回のプロジェクトは明確な役割分担が行われています。

・特殊な光学レンズ作成⇒スカラ社

・医学的なアドバイス、論文作成、プロジェクト総括、サンプル分析⇒順天堂大学

・アプリ作成⇒大日本印刷

・分析AI⇒東大 松尾研究室

ではリミックスポイントがこのプロジェクトに参加する理由はなんでしょうか?感染症対策に進出したとはいえ花王やアース製薬など、医学的知識を持ち、宣伝力があり、マーケティング、設置、広報にノウハウを持っている一部上場企業会社はたくさんあります。

しかもこれはどうも専属契約になりそうで他の会社が参入したくても出来ないようです。

私はリミポにしか出来ない役割分担があったのではないかと思います。それは以下の3つ

①ブロックチェーンによる改竄不可能な検査記録

②Defiによる金銭授受や申し込み登録の自動化

③NFTによる証明書発行

これは花王やアース製薬、アプリを担当する大日本製薬にもできません。

この仕組みが出来れば下手をすると1日数百万人以上が利用します。これだとクライアントサーバ方式ではサーバが稼動に耐えられず停止することが予想されます。またこれだけの量になると受付で人力による確認などは絶対に不可能です。検査の仕組みはクラサバでもなんとかなるでしょうがその他の部分は分散化したほうがいいでしょう。P2P方式を使ったDefiで受付を自動化し、検査結果を証明書で送るようなシステムにしないと永久に利用者の増加との闘いを強いられます。

またNFTによる証明書発行はコロナパスという全く新しいビジネスモデルの誕生となるでしょう。「大規模イベントにはスカラ検証法で6時間以内に問題なしだったという証明書がないとは入れない。証明書はイベント会場で検査・発行も出来る」というルールになればいまよりもかなり安全度が高くなります。例え症状が出ているとしても6時間あれば会場が依頼した医師が判断することができます。映画館・飲食店の場合はお店に専用スマホを置いて即座にチェックすることができるでしょう。

AIによる遠隔診療も期待できます。今後は陽性が疑われる画像だけを医師がいるセンターに送り判定してもらうAI専属医師の会社などが出来るかもしれません。

実はとんでもない技術革新かもしれないと思った理由を挙げていきます

①なるべく利用者に金銭負担がないように考えられている点です。スマホに付けるカメラは聞いている限り驚くほど安いですし、検査の仕組みも安く済むようになっています。1日何回もチェックしてもそれほど負担になりません。

また家の中でマスクをするのはなかなか難しい。だから家族間感染が多いのですがこれなら玄関で毎日チェックしてから家に上がれば良い。もし出てしまったら病院にいくか、消毒などを厳重にして部屋から出ず、家族もマスクをするなど家族間感染は減らせます。

②検査結果が5秒で帰ってくる。これが何時間もかかるようでは意味がありません。その間に人に移す可能性があるからです。

2020年10月にリミポが海上保安庁の「新型コロナウイルスPCR検査実施(単価契約)」を3700万円で落札したことがありました。そのまま他のPCR検査も入札もするのかなと思いきや、その後は入札をしていません。もしかするとこれはPCR検査にかかる時間などをサンプルするためだったのかもしれませんね。

③スカラ検証法は一般人が一人で検査が出来る。これが超画期的です。

コロナウイルスの一番の問題は症状が出ない人がいること。PCR検査でも感染初期~5日目においては偽陽性・偽陰性の確率が高く、抗体検査・抗原検査も同様。また、感染しても発症しないケースが多く、そのために無症状の方が媒体となり感染拡大に繋がってしまいます。誰も病気の傾向がないのに医者に行く人はいないでしょう。この仕組みがあれば医者に行かなくてもいいので気軽に検査できるでしょう。

CTをとってコロナの画像診断する特許は出ているようですがCTなんて素人には取れないし、お金も時間もかかる。鼻にさして15分で結果出るツールキットもあるようですがあらかじめ買って用意しておかないといけません。これでは利用数は増えないでしょう。

④カメラとアプリさえあれば世界中どこでも簡単に導入出来る。ワクチンがなかなか供給できない人口の多い国(ブラジル・インドなど)にはもってこいです。ましてやリミックスにはBitpoint Latamがある。南米各国のそれぞれの事務所において効果を試していけばサンプルはさらに集まるでしょう。また検査人数が増えれば価格も安くすることが出来ます。もし日本にワクチンがまわって必要なくなっても世界のどこかは必要とするでしょう。

また今回のウィルスが収まったとしても新しいウィルスが出てきたらその特徴を捉えてAI改造すればOK。ワクチンは作成⇒配布⇒摂取と時間がかかるのでこれで時間を稼ぐ。

収益面でいうとこのシステムの素晴らしいところは動き始めたらほとんど全ての処理を機械がしてくれると言うことです。夢のような話ですが世界でのべ1億人が1日に使うとしたら利用料金が10円でも10億円が毎日入ってきます。目先の目標としては値段は100円と仮定して1日100万人くらいでしょうね。それでも毎日1億円、年間365億円売上があがるわけですからね。リミポが全て受け取れるわけではないので2割としても73億円。夢ありすぎ。


⑤恐らく世界初の保険適用AI診療であると言うこと。

ロードマップには論文発表は何月、保険適用申請は何月などとそう遠くない時期に決まっているようです。これは本気でAI診療の第一号になろうとしているなという感じです。PCR検査を多くしろと言うマスコミ(特にモーニングショーやサンデーモーニングのような左翼系の番組)はこの案件には飛びつくだろうし、AI診療と言う珍しさもあります。またワクチンで圧倒的に遅れをとってしまった日本に明るい材料となるため政府も応援してくれるのではないかと思います。

もし保険適用されれば、これはセンセーショナルなニュースとなり世界中を駆け巡るでしょう。世界初と言うことは人類初なのであって少なくとも教科書に乗るクラスのことをやっていると思います。

リミックスポイントの名前が学術雑誌ネイチャーにのるのはそう遠くないと思います。



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