精神病院入院生活5日目
4時台、5時台に目は覚めたものの二度寝が出来た。
部屋の蛍光灯がついたのにも気付かず、身体を起こしたのは7時を過ぎていた。
起きてすぐにトイレへ行き、歯磨きと洗顔。
部屋へ戻り、パジャマから部屋着へと着替えが終わった時には7:30が過ぎていた。
薬の副作用なのだろうが、とにかく口が渇く。喉が渇くのではなく、口が渇くのだ。何か対策はないか医師に聞いてみよう。
それにしてもこの病室の明るさは苦手だ。
カーテンを開け、日の光を入れれば十分過ぎるくらいの明るさなのに、ベッドの上にある蛍光灯は強制的につけられる。なんとなく部屋にいたくない理由の一つだ。
7:40。朝食の時間。今朝も食パン1枚残した。
8:20の朝の投薬後、昨日母が持ってきてくれたシートパックをする。10分程度で剥がす。スキンケアなんて、何年ぶりにしているだろう。
入院中にいい意味での習慣がつくといいな。
血圧を測りに看護師が部屋に来た。
89の58。低い。
8:50くらいから読書。デイルームに置いてあった『歌舞伎町セブン』という文庫本。知らない作家だし、面白いかどうかは分からないが、パラパラめくった感じで読めそうな気がしたからこれをチョイス。
9:20頃までテラスで読書。寒いけど外の気配を感じられるだけで少しはマシ。
暇つぶしに病棟をグルグル回る。グルグル仲間が2人出来た。2人とも重い症状の病棟から移動してきたらしい。1人はは子どもにDVしてしまったと言ってた。もう1人は、隔離病棟へ入れられていたらしい。この子は明るくて問題なく見えるが、医師からするとこの元気そうな感じが問題らしい。双極性障害なのかな。
10:30からラジオ体操。
お昼ごはんは、今日も美味しくなかった。
ごはんを半分ほど残す。炭水化物多過ぎる。
投薬後、フェイスパックをする。効果があるかどうかより、暇つぶし。
14時前に呼び出され、医師の診断。
飲む薬がガラッと変わった。
死にたいという気持ちとザワザワと落ち着かない気持ちをどうバランスを取るかが難しい。
薬が効いて死にたいと思わなくなったとて、何も解決してないじゃんと思う事で自らザワザワさせている。ザワザワするから、何かして落ち着こうとしたとて、やりたいことなんて何もない。というか何もできない。
自分で自分を追い込んでるから、薬なんて効きようがないのかもしれない。
途方に暮れる。
夕飯もおいしくない。ごはんがべちゃべちゃだった。
食事が美味しくないから、タバコ吸いたい意欲もないのかな…。
まぁ吸わないにこしたことはないんだけれど。
薬(今日の夕方から)
オランザピン2.5ミリ、イフェクサー37.5、アメル、ロラゼパム