BIOTOPEでnoteをはじめました。
こんにちは、BIOTOPEです。
BIOTOPEは「ストラテジックデザインファーム」として2015年に創業し、今年で7年目を迎えます。まだあまり一般的ではない領域のデザインコンサルティングファームとして、私たちは誰で、一体何を考えながらどんなことをやっているのかを、noteを通じて少しずつ発信していていきます。少しでも興味を持ってもらえるきっかけになれば嬉しいです。
私たちは何者か
私たちは、「意志ある道をつくり、希望の物語を巡らせる」というミッションを掲げるストラテジックデザインファームです。私たちが共に働くのは、前例のない挑戦をしたいと思っている潜在ビジョナリーたちです。彼ら、彼女らの妄想の解像度を高め、ビジョンという希望の物語に昇華させ、新規事業、組織文化、経営の仕組みなどに落とし込むことで、組織や社会に巡らせていきたいと思っています。先が見えない世の中で、一緒に働くパートナーが確かな光としての北極星を目がけ、ワクワクしながら道なき道を作っていく支援をするのが私たちです。
いまのBIOTOPEには、ビジネスデザイナー、エンジニア、グラフィックデザイナーやエディターなど多種多様な個性をもったメンバーが、プロジェクトの特性に合わせて有機的に関わり合いながら、日々のプロジェクトを推進しています。
BIOTOPEのオフィスは、池尻大橋から中目黒方面に7分程度歩いた目黒川沿いにあります。春は満開の桜を、夏は青々とした緑を、秋は冬支度をする木々を楽しめる場所なのでぜひいつか遊びにいらしてください。
BIOTOPEという社名から想起されるように、「水があって緑が豊かな場所」が私たちのオフィスの条件。これは、過去2度のオフィス移転時もそれは必須でした。
いまBIOTOPEでは、コロナ禍を経てリモートワークが定着してきたため、オフィスで働く人数や頻度も全体的に減っています。ときにはオフィスに1人しかいない、なんて日も。
一見無駄に感じるかもしれませんし、オフィスの縮小やバーチャルオフィスへの移行などをする企業も増えました。それでも、私たちがこの場所にオフィスを構え続けるには理由があります。それは個性豊かなメンバーたちがリアルな場で、時には雑談に花を咲かせながら混ざり合うことができる、多様な生態系を育む場としての「BIOTOPE」が必要だからです。
その考えは、BIOTOPE社内で行われるすべての取り組みの根底に共通する価値観であり、ひとつのBIOTOPE「らしさ」でもあります。一人ひとりが各領域のプロフェッショナルとして、自分の「好き」や個性を活かしながら、それが混じり合うことで新たな価値を生むための仕組みを、クライアントワークでもインターナルの活動でも日々実践し続けています。
そのBIOTOPE「らしさ」をMission・Core valueとして言語化し、イラストとともにストーリーとしてまとめた「BIOTOPE Culture Deck」を、先日社内で共有しました。
創業から時間が経ってしまいましたが、社内はもちろん、社外の方にご紹介をした際にも良い反応をいただいています。Culture Deckを作ることになった経緯や込めた想いなども、後日noteでご紹介させていただきます。
私たちは何をしているのか
ところで、私たちはどんなことをしているのか。私たちのクライアントは、お茶の老舗企業から宇宙スタートアップ、大手メーカーや通信会社、NPOから地方行政までさまざま。相手方の状況や課題感はひとつとして同じものはなく、プロジェクトの内容はその都度カスタマイズしながらご提案をしています。今回は大きく3つに分けて、簡単にご紹介します。
1,大義のデザイン
一人ひとりが潜在的にもつ「妄想」を引き出し、理想の未来像として言語化・可視化をします。そして、現在のシステムを構造化しながら理想の未来に到達しうる道筋を可視化し共通言語とするためのMission・Vision・Purposeなどのデザインを行っています。
2,大義の浸透
大義(=Vision, Mission, Purpose)を組織内外に発信し浸透させるために、ストーリーやイラスト、動画、ウェブサイトなどあらゆる表現方法を用いて可視化します。また、Visionに紐づく組織メンバーの行動変容を促すためのValue策定や、社内ワークショップの支援などインターナル施策、また組織外のステークホルダーを巻き込むためのコミュニケーション支援にも伴走します。
3,大義の体現・実装
組織のVision・Missionと一貫した事業創出をするために、BIOTOPEが持つトレンドリサーチの知見などを活用しながら、新規事業開発やサービス・コンセプトデザイン、PoCやリブランディング等の支援も行っています。
1〜3の詳細として、具体的にどのようなプロセスで何をしているのかについては今後note上で公開していきます。
また、BIOTOPEのHP上では実際に行ったプロジェクトのなかで、現時点で公開可能な事例をご紹介しています。随時更新していますが、さまざまな理由から掲載できていない事例も多くありますので、もし気になることがあればぜひご連絡ください。
なぜそれをやっているのか
BIOTOPEの原点は、代表・佐宗邦威がかつてSONYという大企業のなかで会社を変えようともがいていたとき、これからの会社に必要なのは、社内に眠る「妄想のタネ」を丁寧に拾い上げ、水をやり、育てていく栄養のある水辺のような場所が必要だと思ったことがきっかけです。
現状の組織や社会の仕組みに違和感を持ち、新しい思想やモデルを持っている人ほど、理解者が少なく、孤独になります。その妄想に寄り添い、クリエイティブの力で解像度を上げ、世の中に伝わる見立てを与えて新しい物語を紡いでいくと、チエ・ヒトなどの無形資産が集まりやすくなります。
この0→1段階のビジョナリー層に伴走し、希望の物語をつくる支援をすることこそが、Vision・Mission・Value・組織文化・新規事業/サービスなどの目に見えない広義のデザインを扱う戦略デザインファームとしての役割だと思っています。
BIOTOPEでは、Vision-drivenで新たな価値創造を行う組織や人を増やし、誰もが希望を持てる社会にするために、多彩なツールを用意し、状況や段階に応じて組み合せて使うことで課題解決へと導いていきます。
以上、簡単ではありますが私たちの自己紹介でした。これからnoteではさまざまな連載企画を予定していますので、ぜひアカウントをフォローしてお待ち下さい。BIOTOPEのこと、そしてBIOTOPEが見ている未来のことを覗いていってくださいね。
<お知らせ:「Strategic Design Salon」を開催します>
「Strategic Design Salon」は、BIOTOPEが過去実践してきた事例やそれらを通して得た知見を共有しながら、参加者のみなさんが抱えている悩みを互いに共有できる場をつくることが目的です。
各回先着16名まで。自分たちの組織が抱える課題に対する解決策を探っている方はもちろん、まだ言語化できていない方や未来の組織や事業のあり方を考えたい方、BIOTOPEと気軽に話をしてみたい方など、みなさんのご参加をお待ちしています。
Vol.1 個人と組織をつなぐ「理念のデザイン」
07/13 (水) 17:00 - 19:30 @BIOTOPEオフィス(詳細・お申し込みは以下より)
Vol.1 妄想を実現に導く「ビジョンのデザイン」
07/20 (水) 17:00 - 19:30 @BIOTOPEオフィス(詳細・お申し込みは以下より)