お城をめぐり、グルメを満喫~「青春18きっぷ」で行く 冬の東海道の旅
リーズナブルに自由な旅ができる「青春18きっぷ」にはずいぶんお世話になりました。「青春18きっぷ」がこの冬から大きく変わると報道がありました。今までのような旅がしづらくなるのではと心配になります。自分の記録の意味を含め楽しかった旅を紹介します。
「青春18きっぷ」は、全国でJR線の普通・快速列車が2410円で1日乗り放題。年齢に関係なしでグループで共有できました。
このところ、冬休みの期間を利用して青春18切符を使って旅行を楽しんでいます。今回紹介する旅は、年末の1泊2日、お城を巡り、グルメを満喫できる旅です。特別、鉄道好きではないので、朝7時に東京駅発で長時間列車に揺られるような旅でなく、ゆっくりゆとりを持って巡る旅です。
冬の東海道をお勧めする理由は、次の3点です。
1 晴天の日が多く、暖かい
2 普通列車の本数が多く、乗り遅れてもなんとかなる
3 駅の近く、徒歩圏内で見るところが多い
旅の行程
具体的な行程は、次の通りです、2022年末に一人旅をし、すごく良かったので、翌2023年年末には妻を誘いました。
1日目
上野駅8:09発 JR上野東京ライン 直通 JR東海道本線
小田原駅着9:42着 徒歩 小田原城へ 小田原駅11:21発
熱海駅11:44着 11:49発 清水駅13:00着 徒歩 清水港魚市場
昼ご飯 清水駅14:16発
静岡駅14:28着 徒歩 駿府城公園 駅前のホテル泊 夕食は静岡駅周辺
2日目
静岡駅8:22発 JR東海道本線 清水駅8:34着
清水駅 三保方面バス 「三保の松原入口」下車 三保の松原~御穂神社
「三保」乗車 清水駅へ 清水港魚市場 昼ご飯
清水駅14:16発 東田子の浦駅14:48着 富士山の写真撮影
東田子の浦駅15:07発 熱海駅15:45着 駅周辺散策 足湯
熱海駅16:21発 JR上野東京ライン 上野駅18:15着
列車の時刻は、今(2024年11月8日現在)は当時とは異なる可能性があります。だいだいのイメージと思ってください。
かかった交通費
1日2410円で乗り放題ので
1日、2410円、2日なので、4820円
これに清水駅から三保の松原までバス往復代が加わります。
上野駅から静岡駅まで乗り降りしないで普通切符で買うと、3410円
1000円のお得です。途中下車しているのでもう少しお得のはずです。
もっと遠くに行った方がお得感はありますが、あまり長い時間、列車にゆられるのも疲れるので、このくらいが丁度いいかなと思っています。
なお、2022年は、旅行支援が確か3000円くらいありました。
清水港魚市場は、安くおいしいマグロが食べられるのでお勧めです。どの店で食べようか迷うのも楽しいものです。
写真で振り返る
熱海駅から小田原駅下車 小田原城へ向かう
清水駅で下車 ランチは清水魚市場で
日本で消費されるマグロの約半分は清水港であがり、水揚げ日本一を誇る。徒歩5分ほど。十数もの店でマグロが食べられます。値段も手頃です。
清水駅から静岡駅へ 駿府城公園へ
静岡で一泊
清水駅で下車 バスで三保の松原へ
清水駅までバスで戻り、またランチは清水港市場でまぐろを満喫
途中下車 富士山がよく見える田子の浦駅で写真撮影
熱海駅で下車 足湯や街の散策
余裕があれば、さらに横浜の中華街で夕食を食べても良いと思います。
今回の改定では、バラバラの日に使うことや、グループで共有することができないようです。3日間も新設されましたが、値段が高くなりました。
今回の場合、もう1泊するか、一度自宅に戻ってまた別の所へ旅行するか。5日連続の利用では、かなりの旅行になりますし、体力だけでなく、まとまった資金も必要になります。
「青春18きっぷ」は、「時間はあるが、お金の余裕がない」リタイア後に、使える切符のひとつです。今回の改定は残念です。