一年の話
さよならの話から3ヶ月が経とうとしています。
渡す宛のないバレンタインに去年を思い出してから
蘇ってくるものが多くて寂しくなります。
でもそろそろ終わりたい。
ということで振り返って締めてしまおうと
筆を取りました。
筆を取ってから期間が開いたけど締めるべきです。
折角なのでその時々に聴いてた曲と一緒に
振り返っていこうと思います。
「ここでふたり起こした逆流で
世界がどよめけばいいと思うんだよ 」
日食なつこ 水流のロック
2月のはじまった頃の私。
世界が本当にどよめかせられると思ってました。
ばかなので。
なんだって出来ると思うんですよ、
お前に「空も飛べる」って言わせたかったの。
どこでもいけるしなんでもできるし、
それなら空だって飛べるよって思ってました。
いやほんと深夜のLINEほど怖いものはないよね。
お前と何かつくりたいってずっと思ってた、
でも多分それが良くなかった。
というか本当うん、分かってるんよ。
「私の夏が君に追いつけなくて
明日追いつければいいのにな
って子供な私大人な君だから」
美波 monologue
4月、出鼻を挫かれる。
追いつけなかったのは春なんですけどね。
いやはや追いついたのは多分7、8月なんだけど、
もう遅かった、んだと思うわ。
斜に構えた「私」のことを大人っぽいなんて
言ってくれたけど斜に構える余裕なんてなかったよ。
お前がくれたペンはなんだかんだ万年使う気がする。
いやだな。
ちなみにあれめちゃくちゃ手が掛かるんだけど。
「今は空が高いから自分の気持ちもわからない
霞む空が白いけどあなたは「わかってる」ってさ」
ポルカドットスティングレイ 極楽灯
6月、すでに若干の不安。
ふわふわしてたんですよ。ふわふわ。
限りなく嬉しいし楽しいし幸せだけど、
若干の不安。原因はいろいろあったけど、
まあそれでも私の中に思いの丈があるならいいやって
思っていました。
そんでそれをお前は分かっていると思っていました。
正直自然消滅を仄めかしてきた周囲を恨みたい気持ち
がありますね。
「あなたが嘘をつかなくても生きていけますようにと」
adieu よるのあと
8月、開封済み未使用。
さよなら、の部分だけ歌いたくないなと思いながら。
周りからは茶化されたりダメ出しされたりだし、
正解が全く分からんしお前も分からんし。
でもひたすらにもっと気楽に生きていいのに
って思っていた気がします。
この時書いた手紙が可愛げの塊だった多分。
届かなかったことを後悔しろと思っている。
恋は嬉しいと悔しいと楽しいと、あと気に食わない
で出来てるんだなって気づいた夏でした。はい。
「寂しくなんかなかったよ
ちゃんと寂しくなれたから」
BUMP OF CHICKEN ray
10月、しっちゃかめっちゃか。
忙しいし自制も効かんし迷惑をかけているって
自覚だけがありました。
どうしようもできなくてどうにかしたくて、
っていうのが仕事も私事も続いてたわ。
私はどうしたらよかったんですか、あの時。
この時に不利益になっちゃったのかなと思う。
暴走も暴走だったのめちゃくちゃごめんだけどさあ!
今になるとね、お前はあのくらいの距離感が理想的
だったのかなと思わんこともない。
「好きだった君のこと考えても
どうにもならないのにねえ」
yonige 恋と退屈
12月、死に損なった。
死に損ない死に損ない死に損ない死に損ないでしたよ。
死んだと思ってたのに生きてたんだわ。
木綿のハンカチーフをずっと聴いていた。
でも私はそんなにきれいではなかったのでこちら。
不幸も希望もずっと待っている。
まあなんかキョドられたり避けられたりしましたけど、
許してあげます私は心広いので!!!
私もだいぶ許されてきたのは分かってるんで…はい…。
「欲しいものなど君にあげるよ
例えばこんな胸の常夜燈も」
PEOPLE 1 常夜燈
これは今の私。
私はひとりで踊れるし、私はひとりで生きていける。
というかそうやって生きていかないといけないんだわ。
でもね、生きにくそうに生きてるから
私は大丈夫だから、大丈夫な分だけ
お前の助けになれたらいいなと思うんだよ。
穏やかに振り返れるようになってよかったなと心から。
お前は嫌いじゃないよって言ったけどさ、
私は好きですよって言いますよ、言えるとは言わない。
こうやって思い返すと、あいつの好きな歌とか
何も知らないままだったなあとか思ってしまいますね。
ハリーポッターのBGM鼻歌してた時はびっくりした。
センス…!
それこそ物は残るけど形のない物で残る物は
本当に私の主観しかないのが悔やまれます。
最後にこの一年の曲を。
「君が言った
君が言ったんだよ」
井上苑子 ファンタジック
それでも始めたのも終わらせたのもお前だよ。
そそのかしたのは私だけど、
別にそうしなくてもよかったんだよ。
終わらせて欲しくなんかなかった、というのが
本当の本当の本当のところってだけだけど。
素直に言えなかったのが私だけど。
さて
どの曲にも思い入れがあるけど、
ある人からこの曲がぽいって言われたので
それを紹介して終わります。
このnoteはこういう話だけの予定だったので
今後どう使っていくかは分からないんだけど。
まあうん、また波が来たら振り返るかもしらん。
気が向いたら筆を取ることでしょう。
「クリスマスキャロルが聞こえる頃まで
出逢う前に戻ってもっと自由でいよう
クリスマスキャロルが聞こえる頃まで
何が大切なのか1人考えたい」
稲垣潤一 クリスマスキャロルの頃には
どういう成り行きでこの曲を聴いて
私に送りつけてきたのか小一時間くらいは
問い詰めたいですね。
それでは。
p.s. これ書くのに結局2ヶ月かかりました。
ただただポエムしてるメモ帳の文字列は
止まるところを知りません。
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