てくてく

女の子備忘録

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最近の記事

生理の話

生理、量が多いだけで痛みは基本的に少ないタイプ だったんだけどね。 最近はしっかり2日は痛い感じです。 お腹が痛いのも嫌だけど、 情緒が狂うのが何よりも嫌。 今のは私は私じゃないんです、の気持ち。 どうしようもないけどどうにかしたい。 それはさておき。 情緒が狂うと寂しくなる。 無駄に抱き枕を抱きしめるし、 好きじゃない香水を振ったりするし、 ベッドから中々抜けられなかったりする。 夢にみたりする。 びっくりする。 ああまだ私は去年を終われないんだなと思う。 それでも顔だ

    • 二進数の話

      楽しければよいと思うのだ。 楽しいか、楽しくないかで私の生活は出来ている。 それはもう0と1のようにハッキリしたものだ。 料理は楽しい。後片付けは楽しくない。 床拭きは楽しい。ホウキがけは楽しくない。 楽しいことだけして生きていきたいし、 楽しくないことはしたくない。 だからそうなるように選択しているし、 楽しいと思い込むようにしている。 どうしようもかく楽しくないことは そっと記憶から消し去る。 というかそもそも悲しいとかよく分からない。 悩んでいる時の気持ちと

      • 一年の話

        さよならの話から3ヶ月が経とうとしています。 渡す宛のないバレンタインに去年を思い出してから 蘇ってくるものが多くて寂しくなります。 でもそろそろ終わりたい。 ということで振り返って締めてしまおうと 筆を取りました。 筆を取ってから期間が開いたけど締めるべきです。 折角なのでその時々に聴いてた曲と一緒に 振り返っていこうと思います。 「ここでふたり起こした逆流で 世界がどよめけばいいと思うんだよ 」 日食なつこ 水流のロック 2月のはじまった頃の私。 世界が本当にどよめ

        • さよならの話

          吹きっさらしの外廊下でお友達に戻ってきました。 お友達だった頃がないので、 もう挨拶するくらいになっちゃうんだろうな。 さみしいな。 さみしいことの証明に記録をしておこうと思います。 私の心と体が重たくて仕方ないから 少しくらい吐き出したら楽になれるかなとも思って。 そして言い忘れたことがあるんです。 好きですよ。 好きだったよ。 ほんとにちゃんとぜんぶ。 流星群のピークは過ぎていたけど、 星はきれいな夜でした。 仕事にかこつけて、データ返却のために呼び出して。 実は一

          生死の話

          好きな人の誕生日に、その人の部屋に行った。 プレゼントを渡したりなんだりしたけど その事はまあどうでもいいのだ。 部屋は暗く、その人はベッドで胸の上で手を組んで 棺桶の中にいるように寝そべっていた。 本当に、なんとか生きている、感じ。 なんとか掃除だけしたんだろうな、 掃除道具が出しっぱなしだった。 洗濯物がかけっぱなしだったのを興味深く眺めた。 多分バスタオルでごまかしてるな。 私はバスタオルを使うと洗濯物が嵩むからと いつもフェイスタオルを使うので バスタオルでちゃんと

          しゃくな話

          付き合っている人から連絡が来た。 「今日暇じゃないです?」 台風の予報、強風注意報。 「今日バイトー」 連絡が来たのは嬉しい。 誘ってくれてるのも嬉しい。 でも、ちょっと、遺憾の意。 先月の約束、ドタキャンしたからその分誘うねって 言ったのになかったじゃん。 ねえ、外は台風って知ってる? ずっと部屋にいたら分からないものですか。 「飛んでいけたらいいのにね」 月に1回会うか会わないか、みたいな感じで半年と少し。 周りからは「なんで付き合ってるの」とよく言われる。 連絡も少

          しゃくな話

          昨日の話

          昨日の話 映画館の帰りに、ずっと気になっていた喫茶店に寄ることにした。店名はからす。 雑居ビルの2階にあるその喫茶店の、小さな看板が可愛くて暗い階段を登る。 思ったより明るい店内と扉の前に小さなフライヤーがたくさん並んでいるのを見て、なんかお洒落な店っぽいなと気後れする。 お客さん他にいたら緊張するな、と思いながら扉を開けるとブラウンのTシャツを着た店主さんらしき人がいらっしゃい、と声をかけてくれた。 とても緊張しているので軽く会釈をして、店内にサッと目を走らせる。

          映画の話

          「またね!」 笑って彼に手を振った。 彼の後ろにカメラを置いて 少し斜め上からのアングルがいい。 そんな風に、こんな風に、 自分のことも何故かスクリーンの中の人のように 扱って生きてきた。 もちろん主観はあるのだ。 たのしい、うれしい、しあわせ ありがとう、ごめんね、すき 自己主張は強い方だと思う。 その先で、私の人生が楽しんでもらえるように。 私の映画が面白くなるように。 「おじゃまします」 1人暮らしの彼の部屋はいつもカーテンがかかっていて少し薄暗い。 カーテン、開け

          キスの話

          私は顎関節症である。病院にかかってはないけど。 口を縦に2センチくらい開けると 耳元の関節がガコッと音を立てる。 更に言えば、左右でガコッとなるタイミングがちがう。ズレている。いろいろと。 私は顎関節症である。多分。 しかし他人にわざわざ伝える事でもないし、 そうそうバレる事でもない。 日常生活に弊害が生まれることも無い。 口を開けるとガコッとするだけである。 大学四年生で初めて彼氏ができた。 とても大人な人だったから、とても緊張した。 その人が私に合わせてくれたの