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【貧乏理学療法士が投資しているもの】
こんにちは、理学療法士8年目のトムです。
本ブログでは、理学療法士1年目や学生の方が知っとくといい、知らなきゃいけない【お金】に関する話をしています。
今回は【貧乏理学療法士が投資しているもの】です。
恥ずかしながら、現在トムは30歳で年収400万円未満です。
自己紹介でも書きましたが、低収入にコンプレックスがありました。いや、今もあります。
決してお金持ち、高収入ではないトムが投資しているもの、譲れないものを今回お伝えします。
それは【環境】。
環境に投資?そう環境に投資です。
アウトプットできる相手がいる環境です。
人は堕落する生き物
自分自身の今までの経験においても、まさにこうだったと思います。
ことあるごとに目標を立て、今年こそはと意気込むがことごとく撃沈。
今までやってきたことといえば、英語の勉強、写真を撮りに行く、読書など。
全て3日以内、最短で1日で終わったこともあります。三日坊主という言葉が改めてすごく府に落ちます。
思い立っては撃沈し、今度こそはと紙に書き出し机に張り付けても見なくなる。
モチベーションは高くするのではなく、保ち続けることが大事と感じます。で、そのためには自分自身では限界がある。そこで大事なのが【環境】です。
コンプレックスは激痩せ体型
トムは痩せ型の体型であることもコンプレックスと感じていました。
当時の体重は50kg前半。身長は175cmほどなので、BMIは16.3。誰がどう見ても低体重。
「痩せてるね」、「痩せてて羨ましい」、「もっと痩せた?」と会う人会う人に言われました。本人に悪気はなくても、やっぱり自分自身が気にしている以上はメンタル的にきついことがありました。
そういったコンプレックスのため、ご飯を食べる量を増やし、ジムに行って筋トレをした時期もありましたが、撃沈。早すぎる沈没にもう「身体を大きくしたいと思ってはいけないんだ」、「自分は太れない体質なんだ」と自分を卑下するマインドに次第に変わっていきました。
コンプレックスから感じた「自分を変えるのは環境」
そんなあるときに1人のトレーナーと出会うきっかけがあります。
そのトレーナーも自分自身が痩せ型体型に悩んでいたそうですが、2~3ヶ月で10kgの体重が増えたとのこと。経験からして太れない体質と言い張るのは言い訳だとも。
自分卑下マインドを一刀両断されました。
ずっと長くコンプレックスと感じていた痩せ型体型が少しでも変わり、理学療法士としても一人の大人としても自信が溢れるような人間になりたいと思い、そのトレーナーの運営するのサロンに思いきって飛び込んだのが、環境が大事だと気づいたきっかけです。
トレーニングした内容の報告、その日食べた食事のカロリー計算、筋トレフォームが気になったときは動画による指導、分からないことはその都度質問、月1回以上の相談会。
約半年で体重は9kg増えました。筋トレも続けられているので、周りからも「なんかガッチリした?」。今までの人生で聞いたことないフレーズです。
言語化することが大切
三日坊主だった自分がこうして続けられた要因としては、話す相手(トレーナー)がいたこと。話すことで自分の思いを言語化することができ、問題点が明確になりました。やるべきことが分かればそれをやるだけ。月1回以上面談があるので、その都度報告し、また1ヶ月繰り返す。逃げられない環境です。
理学療法士としての環境作り
理学療法士は学び続ける仕事です。続けなければいけない以上、やっぱり大事なのは環境。
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理学療法士の方ですと、1回くらいは勉強会に参加したことがあると思います。ただ、参加しただけではなかなか知識や技術は定着しません。そうしたときに一番身近なところでいえば、職場の同僚に勉強会の内容を参考にした院内研修を主催すること。
主催して自分発信で同僚に伝えるためには事前の準備が必要ですし、逃げられない環境です。
そういった環境で相手にいかに自分の思いを伝えられるかが、自分自身の理解度を高めるために重要だと感じます。
相手が関わってくる以上、執拗にしすぎると煙たがられます。間合いをきちんと図りながら、少しずつ相手にとっても自分に意見を言いやすい環境を作り出せるよう人間関係は意識しています。
そういう環境を作り出すこと。お金をかけてもかけなくても自分が納得できれば問題ないですが、お金をかけるとより精度の高い情報は手に入りやすいです。同じ悩みや問題点を抱えている方とその思いを共有しやすいこともあるので、解決への糸口を見つけやすいと思います。
この環境を定義付けすると、アウトプットできる相手がいる環境。
そこにトムは価値を感じ、自分へのリターンを期待して、投資するよう意識しています。
トム