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MY STORY#1 流れで先生になったら、ズタボロのボロ雑巾になっちゃったの巻

今日から、マイストーリーと題して、
「外側ばかりに正解を求めていた私が
自分のままでいることを自分に許可できるようになったお話」
をしていきたいと思います。

どうぞお付き合いください⭐︎


採用試験に受かった

大学卒業後、新卒で先生になりました。

先生になりたかったわけじゃなくて、
本当は研究職につきたかったの。


だから就活をして、有名企業の最終選考には行けたけど、
学部卒ではなかなか難しかったのもあり、最終的に不合格。

自信喪失。どうすれば、、。
そんな時、第二の案で上がったのが、教員になること。

教育大だったし、免許もあったし、周りはみんな先生を目指してた。
私も高校時代は楽しかったから、高校の先生だったらなりたい!と、
試験勉強を始めた。

あとは、父親が「公務員は安定だ」と言ったことが大きかった。

‼️ここ大事‼️⬇️
私は、父の言うことは絶対に間違いないと思っていた!!

当時は、教員採用試験は結構倍率高くて、
試験に一発合格したのはすごいことだと言われた。

喜んだのも束の間、赴任先はまさかの中学。
(この年の高校理科の採用は、0人だった。)

・・・中学かあ。
私、自分の中学時代、闇だったんよね。
だから、中学校っていう存在自体好きじゃなかった。

でも、ここ以外に私の進む道はない。
断るなんて1パーセントも考えなかった。

だって倍率高い試験で一発合格だよ?
適性があるってことじゃない?


いざ赴任

2005年4月
中学校に勤め始めた。

昨日まで大学生だったのに、
いきなり「先生」になっちゃった
ちょっと待ってください、なんていう選択肢はなく、
チャイムが鳴れば40人の前で授業をする。

黒板なんて書き慣れてないし、
人前で話すなんてとても自信がない。
だけど、50分を任された。

もう逃げられない。。

そこで、何組の誰だったか忘れたが。
記憶の中ではおそらく、
ヤンチャっぽい男子に言われた。

「前の理科の先生のが良かった」


・・・ガーン😨
落ち込む。
泣く。

その場は確か乗り切って、
頑張って授業をしたけど、
そのあと、更衣室に行って泣いた。

早く経験を積みたいと思った。
まあ今考えたら、イキりたい男子もいるし、先生の好みとかあるし。
そりゃそうよねって話。

でも、その時の私は、
比べられて、ショックで
心が深ーく、傷ついた。。。。。


身も心もボロボロ

それから私は、必死で勉強をした。
どうしたら授業がおもしろくなるか。
生徒に信頼してもらえるか。


とにかく生徒がいる時間は、生徒についた。
先輩の先生から学べることは学んだ。

夜も20時までは毎日残って、
朝は部活の朝練もあるし、
7時には学校に来ていた。

なりたくてなったわけではない仕事に、
体も心も全て捧げていた
んだ。



その年のゴールデンウィーク、
久々に大学時代の親友に会った時、
驚かれた。
肌がボロッボロだったの🥲

ストレスでボロボロで、
でもそれに自分じゃ気づかないくらい、忙しかったんだね。

忘れもしない。
イクスピアリのPLAZAにあった試供品の保湿クリームを、
その場で顔に塗った。


さらに、部活とかなんの興味もないのに、
バレー部持たされて。
しかも強豪校で。
土日もまるまる部活に付き添っていた。


やばい。死ぬ。私の人生なんなん?
もうまるでボロ雑巾。

。。。。辞めたい。。。。



でも、3年以内に辞める若者はどーのこーの、、と世間では言われていたし、
友達に『のりって先生辞めたらしいよ』
とか噂されたら恥ずかしいし、

とても、辞めたいなんて言えなかった。


振り返ると・・


この当時ね、一部の保護者からは
「娘にはのり先生みたいになってほしい」なんてことも言ってもらってたし、
生徒ともいい関係を築いていたと思う。


でもね、私はこの褒め言葉を、
都合よく受け取らなかった

自分にとっては都合が悪いことを、
さもそちらの方が大切なことのように、
重視していた。


大切じゃないことを大切にして、
頑張らなくていいことを頑張ってた数年だった。


第一話、読んでくださり、
ありがとうございます♡

続きます。

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