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うつ病患者は世界をどうみているか

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うつ病になってからの気づき。ものの見方。あくまで個人の見解。
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#闘病記録

うつ病で休職するということ|休むのが苦手な人が休めと言われて困った話

休職という制度がうちの会社にあるとは知ってはいたが、まさか自分が利用することになるとは思わなかった。おかげで療養に専念することができている。 けれど最初に精神科に行ったとき「うつ病ですね〜、仕事は休みましょうね」と言われ「ややややや休む!? ななななにをしたらいいんです??」と戸惑ったことを覚えている。 ちゃんと休むって意外と難しい「なにをって……。とにかく休んでください。メールチェックとかもダメですからね」と言われたものの、それまで(思考力や効率は落ちていたが)社会人とし

うつ病的食欲論

私は調子が悪くなると食べ物受付停止、臨時休業日になるのだけれど。 その感覚には2種類あって ①食べ物を見ること自体で吐き気をもよおす。情報量過多による脳の混乱と食べねばというプレッシャーのストレスに由来するもの。 ②お腹が空かない。そんな自分なんかが食べ物様を消費するのはもったいないという思考に由来するもの。 ①はおそらくうつ病ではよくある症状のようで、カウンセラーもそれはあるあるですね、というようなことを言っていた。 一方、②について相談すると「は?どんな感覚?」

コロナ禍。私がいかにしてうつ病という名のトンネルへ入ったか。

2020年の夏の東京。私はうつ病と診断された。 それは本来ならオリンピックで浮かれているはずの大都会が、1回目の緊急事態宣言で静まり返ったあとのことであった。 時期からすればいわゆる「コロナうつ」に当てはまるのかもしれない。 もしコロナ禍がなかったら、うつ病になることもなく元気に働いているのかもしれないが、起きてしまったことは仕方がないことだ。 しかし以前の記事でも書いたとおり、私はもともと出不精であり緊急事態宣言で遊びに行けなくなったことがストレスになったとは全く思えな

私は生物オタクのうつ病患者。自分という奇妙な生き物の観察記録とリハビリとお守りのためのnoteをはじめました。

私がここをはじめた理由を書いてみるとする。何となくと言ってしまえばそれまでだが、たぶん3つの理由が大きい。 得体の知れないものはとにかく観察して記録して発表したいうつ病という病気があること。それは以前から知識としては当然持っていた。何なら精神疾患について関心を持っていたのでいろいろ調べてわかった気になっていた。 当事者となってそれは全くの早とちりであったと気づかされた。机上の知識ではわからないなんとも言えない苦しさが沢山あった。 まずは症状そのものの苦しみ。書籍で読んだ