自己紹介です。
はじめまして、こんにちは。
東京都西多摩郡瑞穂町のきりり農園・田口明香と申します。
東京の新規就農者(東京ネオファーマーズ)で、野菜ソムリエプロです。
主人はサラリーマンで、農業経営×子育て(3歳児&妊娠中)×共働きでへろへろしている30代です。
きりり農園では、安全なものを届ける・多様性を大事にすることを目指しています。
※東京エコ100、東京GAPの認証を取得。
「彩り畑からあなたの日常にちょっぴりわくわくを届ける」ことがきりり農園と私の本望です。
(↑この想いの中身はまた後々…)
好きなものはたくさんありますが、特に好きなものを挙げると……土、ドイツ、ホルン、笑点、ハロプロ、猫、こども……もっとありますが、こんな感じです。
よろしくお願いします。
↓足跡は以下の通りです↓
中学の頃からずっと農家に憧れてきました。
実は幼い頃からインドア派。本を読んだり、芸術にふれることの方が好きだったので、農業なんてまったく興味ありませんでした。
中学3年生の時、楽そうという理由でなった花の水やり係。
……が、3日で花をダメにしてしまいました。今思えば水のあげすぎでした。お恥ずかしい思い出です。
それがきっかけで自由授業で「園芸」を選択。
園芸の授業で、土仕事が楽しいと発見。そしてつくったものを美味しいと喜んでもらえることに感動を覚えて職業として「農業」を意識し始めました。
農業高校を志望校に書いたら、「農業高校は農家の子どもがいくところ。君が行くべき所ではない」と先生方から大反対にあいまして、非農家が農家になることがいかに大変かを身をもって感じました…。
農業体験を積み重ねるごとに、農家さんの生きる姿に心打たれたからです。農家の生き方がかっこ良くて眩しくて、私も同じフィールドに立ちたかった。
農業高校にはいけなかったのですが、東京農業大学農学部で生態系保全型農業のことを学べました。
卒業と同時にドイツのデメターDemeterの有機農場で1年研修したのですが、この経験は私にとって大きな糧となりました。【彩り畑】を目指す理由もこのドイツ研修での経験がもとになっています。(ドイツ農業研修の話もまた追々…)
帰国後は、海外農業研修プログラムを実施している団体である国際農業者交流協会で5年弱勤めていましたが、
念願の新規就農を目指す為に退職し、
埼玉県農業者大学校の職業訓練を経て、
東京都農業会議に相談しながら都内で2年農家研修をしました。
当時、女性の新規就農が厳しいといわれつつけた中、本当に多くの方々のご尽力により、2015年の12月30日に東京の瑞穂町で新規就農できました。
大袈裟な表現抜きで、多くの方のお力あってこそ、叶えられた新規就農。
とてもありがたいです。
だからこそ、私はここ東京・瑞穂町で農業を続けていきたいです。
まだまだへっぽこな農業者で悪戦苦闘な毎日ですが、やりたいことはたくさんありますし、お世話になった方々に還元できるように、とにかく今日も明日も明後日も畑と自分を耕していきたいです。
憧れの農家さんのように、私も胸を張って生きていけるように。
農業女子と名乗るのはちょっぴり照れ臭いのですが、女性農業経営者・ママファーマーとしても、胸を張って生きていけるように。
とてつもなく小さな農園ですが、しなやかに強く生き延びていきたいです。
どうぞよろしくお願いします。
※先月の写真ですが、なんの花でしょうか。そろそろ収穫のあの子です。