自然発生するエンゲージメント
このタイトルにおけるエンゲージメントという単語の使い方は間違っている
このエンゲージメントという単語は 会社の人事がつかう人に求める意味といった言葉だが ここでは 環境や場面から放たれる要望・筋・構成という意味としておく (※適当な言葉が見つからないため)
言い換えれば 自然発生する思想・理念 といいたいが 思想・理念では静止しているイメージが強い それよりこの場合もっと生き生きとした予兆的生きた思想概念という意味が強い
特に人はこれを感じる場面というのは おそらく仕事関係だろう
例えどのような人間学や思想をもった人であっても 自然にマンパワー力学が求められる職場環境にいけば その空気観または必要性に応じ 自分個人の思想は一目散に捨てられ仕事に従事しなければならない義務のパワーが働きはじめる
しかし決してそれは仕事場という環境だけでなく 「郷に入れば郷に従え」という格言があるほど その場その場 あるいは環境ごとに その場の空気というものは その時発生している思想の声=エンゲージメントを伝えてくるものだ
それがどのようにできあがるのか?
上にあげた職場などは 仕事上の義務というわかりやすい因子があるが 実は決してそれだけではない
単純にいって このようなものは 各家庭にもあれば 何気に通りかかった 今は自分しかいない小さな公園にも実存している というのが自分の捉え方であり もちろんそれは 場所だけではなく 社会の様々な場面場面にすら その思想spire は軽く形成される なぜそれが特徴的だといえるのか? といえば 後になり非常に冷静に考えてみると 様々な可能性があったはずなのに なぜかその時はその思想spire1つのみしか許されないようなそんな空気観を感じていたとわかるからだ
この自然発生するエンゲージメントは様々な幅があるが ここでとりあげるのは 各環境、各場面でだいたい共通して働くと思われる空気観力学をあげるとするなら その最も大きな構成要素は 理性に内在する 筋という概念だ ~しないと筋が通らない とするまさにそれで だいたいにおいてそれが その場その環境の暗黙の力学を形成している
だいたいにおいてそれは普遍的なものであり 大方社会でうまくやっていけない人というのは これを諦めることができない場合が多い
例えば 体育会系の部やクラブで体をあまり動かさず文化系的な話ばかり披露しても 邪魔者扱いされるかもしれないし 相手にされないだろう
また入って間もない強烈な職人の世界で革新的技術を披露しても馬鹿にされるだけで終わりだ
そういった 各業界並び 環境特性が求めている因子に相応しい思想や理念というのは自然にその場独特のものが形成され さらにそれを基盤にその世界独特の文化や風潮が生まれてくる
つまり それら各世界の事の云われや思想潮流また風潮などに逆らうのはおろかなことで それらは素直に受け入れるに限る
またどうしても自分に合わないなら それは黙って去るに限るとなる
つまり この世の大体においては 合う合わないというのは その場の人間関係というより その環境下に自然発生する思想風潮=エンゲージメントに合うか合わないか? で決まっている場合が多い
上においては 大体職場環境での事例をあげたが これはそれだけにあらず
場面や学問、業界、現象全てにあるといえるかもしれない
つまり その場面や世界がもつ特色、性質、因となる概念
様々なものが奏でる力学が創りだすのがこのエンゲージメントであり
例えば 図書館といえば
静か、思索、勉強、紙の匂い、整理という要素、・・・・・
たくさんの因子があり 人間とはどうしてもそれに見合った態度や表現をとりがちになり それに共鳴する
そういう意味において 人はどんな場面、どんな環境もあらかじめできる限りの情報を集めることで その求められるエンゲージメントを知ることが可能であり それらが何事においても 深い『読み』を形成するのだ
場面の例をあげるなら 恋愛などはその最も大きな場により発生するエンゲージメントの場だ 究極的には今自分が書いているこの記事の文の展開や文法などもそうだ その途中段階に見られる現象や 対異性間の空気観など 人はそれらの反応連鎖の中に予測をたて 事を処理している
そのように シチュエーションから発生するエンゲージメントは さらに広範囲に 人のベストな在り方を予測できる材料となる
例えば それが最もすぐれた人種の中に 営業が上手い奴というのもいる
しかし自分がここでいいたいのは、自分の人生哲学にこれを最大限利用すべきということだ
またこの 自然発生するエンゲージメント という点においては、運や霊性、また哲学などかなり深い領域が関係してくるといわざるおえない
つまり この自然発生するエンゲージメント の認識は 世界観察の基点であり哲学的認識を向上させえる 絶好の機会でもあるといえる
前投稿の「分裂分派の法則」は 今、日本全体的に まとまらないといけないまさにそんな時期に 相応しくない内容を書いてしまった(それこそ自然に反していた)ので 早くそれを過去のものとしたいがために この記事は慌て技で書いたにすぎないが この自然発生するエンゲージメントは、この世の成り立ちとも深く関わってくる内容であり これには 人間だけでなく あらゆる自然オブジェクトから生物が奏でる『 目的論的目的論 』の訴えがここにはあり
大げさな言い方をすれば これこそが現象世界構成の観察に欠かせない最も重要なものだ よってこれはまた後日、本格的に記すものとする
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