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【RX&Co川内一史】2024.10.20 シクロクロスミーティング 富士山 ME3

静岡県富士宮市 えいちの村ファーマーズキッチンで開催されるシクロクロスレースです。はじめての参戦でコースも初開催の場所らしく未知のコース、前日試走も無いので当日試走からの情報収集となります。

準備

2024-25シーズンが始まり CXレースでの順位%が1戦目86%,2戦目71%,3戦目75%と低迷していて、最大の原因は‟直線で抜かれる”フィジカル不足と考えていて、登坂練習や砂浜走を増やす事で改善を試みています。
 他には、東京サンエス主催でシクロクロス講習が有ったので参加させて頂きました。講師:レジェンドの辻浦圭一さん・鈴木来人選手(OnebyESU-ICV)ゲストとして鳴海颯選手Vini Monzon Savini due OMZ (UCI Continental, Romania)が練習に参加するという贅沢なレッスンです。
内容はシンプルで、起伏のある根の張り出した練習コースを辻浦さんが先頭を走り、18人?の生徒が後ろを走るのですが、1時間目は
・前との車間を10cmにして付いて行く、ペダリングを止めない練習です。(1週毎にローテ—ションを廻し付き位置を変化させ行います)

写真:東京サンエス

2時間目は
・木の根を荷重移動で超える練習です。
いづれもやってみないと解らない事が多い、とても良い練習でした。(その場で悪い所と良い所を指導して貰えたので気付きが多かったです)

 さらに、フィジカルの練習と考えてビーチクロスレース(5.1km×8.5周)を走りました。

コース図

レース

試走:コースは3台並んで走れないくらいの狭めのコース幅です、新設コースで路面は絶えず凹凸があります(舗装路を除く)前日の雨の影響で試走が進むにつれて練った泥のようなラインが現れ始めます。
一見テクニカルに見えて、勾配の使い方がパワーコースになっています、(下り斜面がスピードに生かしにくい)

機材:CRUX2020 Di2 タイヤIRC SERAC CX EDGE TUBELESS READY X-Guard タイヤ空気圧:前1.7bar 後1.7bar インサート(後輪のみ:ビットリア)
ピットエリア:予備車 BH RXteam タイヤIRCシラク チューブレスレディ 前後1.7bar インサート(後輪のみ:ビットリア)

5人並びのゼッケン9番は2列目スタートで8割舗装路2割芝のグラベルな感じで、左端の舗装路からスタートしました。ターン1は左ターンですが手前から砂利で突っ込みすぎると止まらずブレーキがロックします。ロックして滑ってる選手も落車はせずコントロールしながら立ち上がって行きます、ゼッケン順位くらいでは通過したと思いますが、忍者返しっぽい坂までのアプローチがダラダラと辛い登り勾配で足の差がでて抜かれるポイントになりました。レースになると太腿だけで加速して疲弊している気がします。ME3のレースですがスタートはU17+MM50+MM55+MM60の時差スタート混走なので総勢100名程度の選手が入り乱れて走ることになります。
全5周でしたが、マスターの早い選手には早々に抜かれ横、後ろの選手がどのカテゴリーなのかわからず、とりあえず変な絡みで落車しないように気を付けて走りますが、目の前での落車回避が2回ありました。
走るにつれて土の中から出てくる石や転がって移動している石が多く、パンクする選手も多かったように思います。

結果

21位/24人出走 (87%) AjoccPt:19pt/ME3(+4:45)
ラップタイム:①6:48 ②7:10 ③7:05 ④7:15 ⑤6:54

写真:井上さん

考察

久しぶりに血の味がしました。走り終わった後は出し切った感じがありますが、無駄な力を使いすぎている気がします。練習で出来ていてもレースでは出来ていない事(無意識に出来ない)がポイントのようです。
砂利のコーナーでも恐怖心を減速で減らしましたが、イン側の足を出す事で速度を落とさず曲がれた気がします。
レース後に美並さん(Team CUORE)からは「うまくいかないレースにこそ、良くなるヒントがありますから。じっくり振り返ってはいかがですか?」と指導頂きました。じっくり振り返りたいと思います。


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