【RX&Co川内一史】シクロクロスミーティング 富士川 2024.3.10 ME3
山梨県富士川町にある「道の駅富士川」の芝生広場と河川敷を使って開催される周長の短いコースで、子供や家族で楽しくレースするのにうってつけの会場です。
準備
DNS・DNFをせず安定して多くのレースを走るを目標の一つとした23-24シーズンも20戦目にして最終戦となりました。
福島空港CXでディレーラーハンガーを曲げたので修理しました。(Di2は‟紐と違い少しだけワイヤーを張りながら指の感覚で変速位置を調整して走る事が出来ない”のが解りました。)昨シーズンはハンガー修理7回に対して今シーズンは2回と、こける回数が減っています。脛の傷は相変わらず多いですが。
富士川は芝のタイトなターンが多いので、ターンでロスなく速く曲がれる事を意識して練習しました。
①クロスハンドのターン
②逆ハンの意識
③ターン後半に失速しにくいポジション
CXに特徴的な「道幅の狭いUターン」と、舗装路ではロスが現れにくい「前輪抵抗」をネットで調べている時に偶然見つけた動画を見直しました。
この動画は「曲がりたい方向にハンドル向けるだけでは曲がれない」事、「曲がりたい方向に体重移動することでは曲がれない」事を「逆ハンを封じる」事で実験しています。つまり逆ハンを(無意識に)行わないと曲がれないという事です。
これをベースとして大きく素早い逆ハンでタイトで素早いターンが出来るのではないか?と考えました。
結果:素早く大きな倒し込みが出来ますが、サドルから腰を上げ安定する必要性があり、ターン後半に失速するのは別の工夫が必要な事がわかりました。
レース
朝の試走では気温が低く路面がバリバリに凍っているので、昨年度とコースを比較し、あまり違いが無い事を確認しました。(登りのタイトターンのラインだけ多めに確認)
機材:CRUX2020 Di2 タイヤIRCシラク チューブレスレディ タイヤ空気圧:前後1.55bar インサート(前輪:ビットリア、後輪:IRC)(後輪:進行方向逆付け)
ピットエリア:予備車 BH RXteam R8000 タイヤIRCシラク チューブレスレディ 前後1.6bar インサート(後輪:ビットリア)
気温4~6℃ 天候晴れ(風も気にならないレベル)路面は完全なドライです。ゼッケン6番(306)で最前列からスタートしました。ターン1は10番手くらいだと思いますがS字状のターン3で渋滞し前輪をハスリそうになりイン側に逃げたらペダルがイン杭&コーステープに引っかかり(杭が低くテープも低いのでテープがペダルに巻き付きました)かなり後ろまで順位を下げました、気を取り直し走り始めましたが、試走でチェックしていた「登りのタイトターン」で前の選手が足つきしたのを交わしきれず絡んだ拍子にチェーンを落としました、これでほぼ最後尾へ。コース長が短く6週のレースですが、追い上げ始めてからチェーン落ちを更に2回(計3回)してしまいました。
結果
32位/35人出走 (94%) AjoccPt:8pt/ME3
(+3:51)
考察
混んで密集した状況での位置取りが悪く、逃げ場のない所に位置していると思います。事前に渋滞箇所は推測できるのでそこまでに位置取りを考えて行動する必要があると思います。(目線が近すぎるのかもしれません)(スペースを確保するのに他の人を押すのを止めた事も原因ですが)
今シーズンここまでチェーン落ち1回だったのですが、ここにきて続けて3回落とした原因を考えました、レース直後の考察では2回落とした 下りの凸凹直線後のブレーキで、スプロケが11Tのトップ位置で足を止めてブレーキをして、僅かペダルを逆転しているのかと思っていました。(チェーンがたわみ易く暴れやすいので落ちやすい)
メンテナンスを兼ねてRXBikeのCubさんに相談したところ、一発回答「フリーがスムーズでない事が原因」。
そういえばレース前日にチェーンルブを施工した時、引っかかるような違和感が一瞬あった気がしたのです、ここで良く原因を確認するべきでした。
今後は、確認箇所を整理して見落とさないように整備したいと思います。
RXBike Cubさんのチェーン落ち原因考察
フリーボディがきちんと回っていなくて
↓
脚を止めた(クランクを止めた)瞬間にチェーンの上部分が弛んで
↓
重力の関係で弛んだチェーンがトップ側に落ちようとして
↓
次に踏み出したときにガチャガチャっとなってしまう
みたいな感じです。
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