8月19日

2024年10月7日 22:22

※8/19に公開したinstagramからの転載です。

2024年8月19日は弟の命日。一周忌です。
いま大切にしていること、余計なこと、これから大切にすべきこと。そして残すべきことは何なのか、改めて考えさせられた1年でした。

この大切な日にMy Favorite Soulレーベルの第二弾リリースを発表します。
今回もスターメンバーを集めた自信作です。

CHICK-D feat. Keyco
「私自身 / I am」
7インチレコード
2024年11月27日リリース

ジャケットに加えてリリース情報も発表となりました！

SIDE A：
私自身（いしだあゆみ＆ティン・パン・アレイ・ファミリー）1977
SIDE B：
I am（KINDRED THE FAMILY SOUL）2003

A面はいしだあゆみ＆ティン・パン・アレイ・ファミリーの名盤『アワー・コネクション』から選曲したシティポップ歌謡「私自身」をよりラテン・ファンクにアレンジ。
Keycoさんの歌ういしだあゆみさんと言えば、MUROさんとの「バイバイ・ジェット」も記憶に新しいですね。

B面はネオ・ソウル系夫婦デュオ、キンドレッド・ザ・ファミリー・ソウルの知る人ぞ知る名曲「I am」をKeycoさんと有坂美香さんのデュエットでカバー。
シングルカットもされていないアルバムの一曲で、おそらく同曲はアナログもサブスクも出ていません。

両曲とも「私」がテーマで原曲のアーティスト名が「ファミリー」。そして今回も全編、生バンドでのレコーディングになります。

自分のKeycoさんのイメージは女性をエンパワーメントする存在。
8月に行われた葉山OASISでのライブ「OASIS WOMAN'S DAY!!!」もまさにそうでしたが、Keycoさんはガールパワー（これ自体はパンクから生まれた言葉でニュアンスは別かもですが）を集結させて皆を鼓舞する人だと思っていて、その強い「女性」の歌を両面で歌って頂くことにしました。

本作は自分の弟、幸男が昨年8月19日に急逝して遺品整理をしている際に、彼の部屋からKeycoさんのアルバムが多数発見されたこと、弟の友人の話では彼がKeycoさんの「SPIRAL SQUALL」に衝撃を受けファンであったことや、死去後にイベントのセッションでKeycoさんが哀悼の意味を込めて「あの星の誰かの唄」を歌ってくれたことがオファーのきっかけでした。
Keycoさんはnbsaをはじめ長年ライブを見ていて、何度も鳥肌が立ったり、いつも大きく心を揺さぶられる歌声の持ち主だと思っています。

個人的には「追悼」の意味もある作品ではありますが、そこに合わせて安いお涙頂戴な曲を選曲して録ることは絶対にナシでした。
幸男にはしめやかに、というよりもにぎやかに、が似合うと思うのでこういう選曲になっています。

結果的に弟の実名でもある「サチオ君」が最初のヒット（1964年、ちょうど60年前）だった、いしだあゆみさんの曲を選んだことは後付けの話。

参加アーティスト：
「私自身」
Vocal : Keyco
Chorus : Mika Arisaka
Keyboards : SWING-O (45trio)
Bass : Sunapanng (45trio)
Guitar: Tsuyoshi Kosuga
Percussion : Takahiro "matzz" Matsuoka
Drums : Masahiko Kubo(45trio)

「I am」
Vocal : Keyco / Mika Arisaka
Chorus : Keyco / Mika Arisaka
Keyboards : SWING-O (45trio)
Bass : Sunapanng (45trio)
Guitar: Tsuyoshi Kosuga
Percussion : Takahiro "matzz" Matsuoka
Drums : Masahiko Kubo(45trio)

Produce: CHICK-D

今回もソウル・ミュージック＝女子ジャケのコンセプトで、もはや安定のチームに依頼。
ジャケットデザインに横山龍助くん、写真は古賀恒雄くん、コーディネーター（兼スタンドイン）は君嶋麻里江さん。ロケーションにはCafeinをお借りしました。ありがとうございました。

THX：
Photo @kogat_suneo
Art Direction&Design @ryosuke_yoko
Model @34akn
Cordinate @mariekimishima
Location @cafein_asagaya

2023年のレコードの日にリリースした前作「カフェインの女王」は、ありがたいことに予約だけでほとんど完売、店頭に並んだのが少数だったのですが、今回も数量限定なので確実に手に入れたい方はご予約をお願いします！
音源の試聴はこちらでもできますのでぜひ！

またリリースに向け、note記事も再開していきますのでよろしくお願いいたします。

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ありがとうございます涙