2023年3月に開催された、「第19回 ガラスびんアワード 2023」のイベントレポートをお届けいたします。
山村会長よりご挨拶
受賞企業のスピーチ
①最優秀賞:GOTOGIN
②優秀賞:きょうの日本酒
③優秀賞:刀剣乱舞ONLINE 日本酒刀剣男士 山姥切国広
④機能賞:アルカンヴィーニュシャルドネ 2021
⑤リリー・フランキー賞:キユーピー マヨネーズ・スヌーピー(瓶)
⑥富永美樹賞:「ブレンディ®」 瓶80g /「ちょっと贅沢な珈琲店®」 スペシャル・ブレンド瓶80g
⑦日本ガラスびん協会特別賞:江戸むらさき ごはんですよ!
⑧日本ガラスびん協会特別賞:グレイスメイトポピー
審査委員からの祝辞
審査委員長のリリー・フランキーさん、審査員の富永美樹さんより、祝辞をいただきました。
審査委員 富永美樹さん
毎年、私はこの表彰式に来るのをとても楽しみにしています。
自分たちが選んだこの素敵なガラスびんに入った商品たちは、どんな人たちがどんな場所で、どんな思いを込めて作っているのかを、聞かせていただくことができるからです。
現在、私は東京でアナウンサーの仕事をしながら、山梨県の富士山の北麓エリアで2拠点生活をしています。その中で、地域をどうやったら盛り上げられるかを考えることもあります。
大きな会社を飛び出して、五島の美しい入江で好きなお酒づくりを始められた、五島つばき蒸留所さんのお話には通じるものがありましたし、そんな人たちの思いの詰まった商品を選ぶことができたという喜びも感じました。
私自身も、発酵食品の資格を取って、商品をプロデュースする機会があるのですが、一生懸命考えて思いを込めたものをどんな容器に入れるかというのは、非常に大きい部分です。大切なものは、やっぱりガラスのびんに入れたい。みなさんには遠く及ばないですが、作る立場になってみたら、ガラスびんの素晴らしさをあらためて感じるようになりました。
日本や世界で、情熱を込めて商品を作っている人たちがたくさんいると思います。そういった人たちに、ガラスびんの素晴らしさをお伝えし、より多くの人たちが商品をガラスびんに詰めたいと思っていただけるように、これからもご協力をしていきたいと思っています。
審査委員長 リリー・フランキーさん
今年の受賞商品の中には、起業されたばかりの若い会社や、日本を代表する老舗の会社が選出されていて、とても良い傾向だなと感じました。
それぞれの企業が、自分たちにできること、そしてガラスびんの役割を新しく解釈していただければ良いなと思います。 年々、ガラスびんアワードには世相が反映されるようになり、コロナや戦争があったり景気が悪かったりとなってくると、やっぱり質実なデザインが必然的に増えてきます。
そんな中、なかなか思い切ったことをされたなと思ったのが、五島つばき蒸留所さん。若い人たちが色々とチャレンジされることはとても良いことだと思います。
そして、リリー・フランキー賞のキユーピーさんのマヨネーズ。今の主流はポリかもしれませんが、最初にガラスびんで登場して以来、発売し続けてくれている。やっぱりガラスびんに入っているほうが格段と安全性があって美味しく見えます。2020年に誕生70周年を迎えたピーナッツとのコラボ商品も素晴らしい出来です。私もマヨネーズはびんで買っているので、発売し続けてくださることへのリスペクトを込めました。
来年は20周年になりますので、またたくさんの素晴らしい商品を楽しみにしております。みなさん、おめでとうございます。
<お知らせ>
第20回ガラスびんアワード 2024のエントリーを近日開始いたします。
各企業、ご担当者、ブランドオーナーの皆さまからのエントリーお待ちしております。