大人ってこんな風なのかな。 ~トラウマからの脱却~
毎朝、5歳の自分をイメージして
「ありがとう」
って自分の頭をなでている。
愛着について取り組んでから、5歳の私が、母のあの理解しがたい行動によりモヤモヤしたことを、引き受けてくれていたのだと気づいた。
それ以来、毎朝5歳の私を思い浮かべて、お礼を言うようにしてきた。
母がイライラして私を追いかけてきて太ももをつねったあの時から、私の中の何かが止まったままになっていた。
その立ち止まりが、大人の今の行動にいろいろと影響を及ぼしていたのだ。
例えば母を思わせるような心の傷の深い人を察知すると、
「怖い。無理!」
と拒否反応が起きていた。
今朝も
「5歳の私、ありがとう。おかげで今日まで生きてこれたよ。」
と伝えてみた。
不思議なんだけど、50代の私が少しずつ大人になったなぁ、って思った。
大人って、こんな風なんだって。
私が感じた「大人」って、
誰かがいなくても怖くない。
できないことは助けを求めることができる。
誰かに頼ることができる。
惜しみなく相手に愛情を注ぐことができる。
心が穏やか。
私の場合はお掃除、洗濯、お料理を作る、仕事に行くなど。
目の前のできることをこなそうと、丁寧に考えることができる。
苦手なこと、できないことは誰かに任せることができる。
落ち着いて目の前の人と関われる。
きっとこんな感じかなぁ、ってふと思った。
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