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見た2024秋アニメ
前シーズンの感想はこちら
見た本数は23本でした。また、まとまった時間がとれたタイミングでいくつか過去作を一気見しました。
今期は見始めたときはあまり楽しみな作品はなかったのですが、いざ見終わってみるとまあまあ楽しめたシーズンでした。
あらすじ程度のネタバレあります。
ダンダダン
作品の雰囲気とサイエンスSARUのこだわりの映像表現が見事にマッチしていました。めちゃくちゃ面白くて、声出して笑ったシーンも多かったです。対照に7話のアクロバティックさらさらの過去は壮絶で、見終わったあとしばらく放心していました。
花江夏樹さんと佐倉綾音さんの変身前後の演じ分けもすごかったですね。
最終話はすごく続きが気になる引きで、2期は夏に放送。
チ。 ―地球の運動について―(第1クール)
地動説を扱う作品。今までに体験したことのないパターンの作品(『不滅のあなたへ』が近いかも)で、すごく新鮮に見れています。
異端審問官に見つかる危険を冒し、次の誰かに託してでも地動説を証明したいという好奇心と人生観が描かれ、それらの全てを完全には噛み砕けていないのですが、考えさせられます。
引き続き第2クールへ。
株式会社マジルミエ
放送前は面白そうだなと思っていたのですが、個人的にはあまりハマれなかった作品。仕事のやりがいなどが主なテーマなのですが、僕はいま労働に対して相当にネガティブな状況なので、キラキラしすぎているこの作品にはあまり心を動かされず。
映像のクオリティはとても高かったです。ただ、魔法の詠唱が「テンプレ魔法2-5」みたいにちょっと堅苦しいもので、僕は技名がある方が好きでしたね。
2期決定していますが見るかはなんとも言えません。
ブルーロック VS. U-20 JAPAN
1期に続き、熱い展開と映像表現に熱狂する作品。演出やレイアウトが良かったです。
ゴールした瞬間はやはり盛り上がりますね。新キャラも個性的で面白かったです。最後の凛vs冴のスペシャル作画シーンも素晴らしかったです。
転生貴族、鑑定スキルで成り上がる 第2期
ついに戦争が始まった第2期。主人公アルスが鑑定スキルと信頼できる仲間たち、そして厚い人望で次々に戦果を上げていくのが気持ちいいです。
嫌味なキャラクターがいなくてとても見ていて気持ちいいんですよね。各エピソードで登場するサブキャラクターや敵将たち、それぞれの立場や葛藤も丁寧に描かれていました。終盤のファムが仲間になるエピソード、そしてミレーユの弟トーマスのエピソードも良かったです。
中盤のロルト城の戦いは露骨に作画枚数減らしているなと感じましたが、全体的に作画も良くて、総合的に満足度の高い作品です。
そして予想していなかった3期決定! 楽しみです。
嘆きの亡霊は引退したい
『オーバーロード』や『陰の実力者になりたくて!』のようなすれ違い系で、もっとカジュアルで主人公は実は弱いという作品。
すれ違い系は好きなんですが、かげじつ同様に、主人公の無責任でいい加減すぎる行動はちょっと気になりました。
序盤の展開ですが、4話で出てきたリィズが妙にティノにキレている理由や、主人公の他の仲間が全然出てこない理由が把握できてなくてつまづきました。多分第1話で説明していたんだと思うのですが、ちょっと印象が薄かったので覚えてません。
中盤のアカシャの塔のエピソードも結構長いなと感じていました。
めちゃくちゃ面白いというほどでもなかったですが、面白く見せようという熱意は伝わってきて、なかなか楽しめました。
続編も決まったようなので、見るかもしれません。
妻、小学生になる。
これ、今期一番感動した作品です。
事故で亡くなった妻の魂が近所の小学生に憑依して家に帰ってくるんですよね。そこで生まれる「亡くなった妻と再開できた喜び」と「元の女の子の人格を奪ってしまっている申し訳無さ」という、現実では絶対に起こらない葛藤を見せらせて、「こんなに辛い選択迫られるだな」と本当に胸を打たれました。
平川大輔さんと悠木碧さんの演技も素晴らしかったです。
これは全ての人にぜひ見てほしい作品です。
OPもすごい好きです。
ラブライブ!スーパースター!! 3期
新しいメンバー2人を迎えての第3期。キャラクターのさらなる深堀りエピソードを経てより団結力を増していくLiella!。本当に彼女達はいい仲間に恵まれてるなとほっこりしながら見ていました。
見事ラブライブ!2連覇を果たし、最後の卒業式も泣きました。
入学から卒業までを見事に描ききって堂々完結。素晴らしかったです。また次のラブライブ!シリーズが楽しみです。
脚本の花田十輝さんは今年大活躍でしたね。
ライブシーンの演出とCGのクオリティも相変わらず最高でした。
やり直し令嬢は竜帝陛下を攻略中
竜帝や女神などの設定が十分に理解できませんでしたが、映像はめちゃくちゃ良くて演出もユニークで面白く、まあまあ楽しめた作品でした。
精霊幻想記2
この作品は他の人に勧めるときにどう紹介すればいいのか難しいんですが、なんか好きなんですよね。
味方のキャラクターたちがみんな、すごく優しいんですよね。主人公のリオがすごく理知的・紳士的で、周りの女性キャラクターみんなに好かれててかっこいいなと思います。
それから勇者召喚でやってきたヒロアキも、ちょっと偉そうな態度のくせにミノタウロスの前では弱気になるような奴なんですが、いざというときはフローラ王女の盾になったり彼女に助言を与えたりと、決して悪いやつじゃないので、好きなキャラクターですね。
1クール振り返ってみると、結構スローな展開だったなと思いますが、退屈さはありませんでした。ただし、第9・10話のアマンド防衛戦のエピソードはかなり不自然に尺が余っている感じで、そこをあっさりしてた戦闘シーンの描写に回してくれたらかなり盛り上がったのですが……そこだけ惜しいです。
11話でリオがルシウスを圧倒的な実力差でぶっ飛ばすのは清々しかったですね。
そして最後は1期同様、めちゃくちゃ気になる引きで終了。3期やってほしいです。
ED好きですね。
魔王2099
とても面白かったです。ストーリーも楽しかったですし、実はアクション作画が今期トップクラスで良かったです。特に第6話の勇者グラムvs木ノ原は長尺でしたが見ごたえがありました。
トリリオンゲーム(第1クール)
『Dr.STONE』の原作者らしい大胆な発想のストーリー展開で、「それはさすがに無理があるだろ」という点も多いですが、そこだけ目をつむればとても面白いです。
一番メチャクチャだったのは、AIの中身を人力でやってたことですね。夜中に注文来たら対応できないだろ! 通知飛んできたらすぐ起きて入力とかやってたのかな……。
引き続き第2クールへ。
EDの曲は普段あまり聴かないジャンルなんですが、これは聞いてるうちに好きになりました。
魔法使いになれなかった女の子の話
すっかり忘れていてた「Project ANIMA」の第二弾。第一弾は『サクガン』でしたね。プロジェクト当初の発表より3年も遅れて遂に放送。公式サイトが更新されずずっと放置されてて、プロジェクトが今どういう状態なのかよくわかりません。
ちょっと辛口ですが、ストーリーの完成度が良くないなと感じました。全体を通してかなり退屈さがありました。
うまく言葉にできないんですが、主人公のクルミが魔法使いになりたいのか、やっぱりやめるのか、よくわからないキャラクターなんですよね。途中で挫折や葛藤があるのは物語として当然ではあるんでが、それにしても魅力を感じづらいキャラクターでした。
解明されなかった(あるいは単に理解不足の)点も多かったです。
ミナミ先生は図書館?でずっと何をしていたのか
ミナミ先生はなぜ、昔クルミに会ったときと違う姿をしているのか
結局ノーザンは何をしたかったのか
終盤、急に意味深なセリフを吐くマ組のスーミル
終始裏で活動していたが最後まで正体不明のカイと保健の先生
それから絵コンテ・演出面もかなり違和感がありました。第5話の競歩大会とか特にですが、前後のカットの切り替わりが繋がっていない・突然だなと感じるシーンが多かったです。
クラスメイトの言動もワンパターンなんですよね。
そして第7話、クルミが古代魔法で皆を助けようとするんですが、急にやめちゃうんですよね。あれが一番理解できませんでいた。
結局のところ『サクガン』と同様、釈然としない終わり方で、もったいないなと思いました。
ただし、映像だけは抜群にきれいでした。
アクロトリップ
これは面白いかと言われるとなんとも言えないんですが、嫌いになれないゆるさがありました。
来世は他人がいい
ヤクザ x ラブコメ作品。これもあまり見ないジャンルで、話の展開はちゃんと理解できませんでしたが、吉乃(CV 上田瞳)と霧島(CV 石田彰)の掛け合いと声優さんの演技がとても面白かったです。
ED曲も好きです。ダンス作画も良い。
最凶の支援職【話術士】である俺は世界最強クランを従える
第1・2話のエピソードで惹かれました。山下大輝さん演じる主人公ノエルがなかなか悪い奴なんですが、巧みな話術と狡猾な作戦で気に入らない奴を倒し、そのカリスマで仲間を増やして前に進んでいく様子が気持ちよかったです。
これは2期見たいですね。
るろうに剣心 -明治剣客浪漫譚- 京都動乱(第1クール)
剣心と仲間たち、そして志々雄と配下の十本刀が京都に集結し、いよいよこれから激突というところ。引き続き第2クール(シリーズ通算第4クール)が楽しみです。
メカウデ
『キルラキル』『プラネット・ウィズ』を彷彿とさせる派手なアクションと展開が僕好みで、とても面白かったです。
第8話で出てきたナンバのリュウグウノツカイをモチーフとしたメカウデのデザインがすごく好きです。
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星降る王国のニナ
ニナの奔放さと行動力が魅力的で、2つの国の戦争と王子の恋の行方が気になる作品。だんだん面白くなっていった作品でした。
最後はいかにも第2クール・第2期に続きそうな終わり方でしたが、続報はなし。
凍牌〜裏レート麻雀闘牌録〜(第1クール)
ヤクザの抗争・賭博の世界に代打ちとして巻き込まれている主人公ケイ。どんなに追い詰められても優れた記憶力と冷静な判断力、そして男気で最後まで戦い抜き勝利を手にする様がかっこいいです。
指や腹を切られたり、手にアイスピックを刺されたりと過激な暴力表現が多いですが、それがこの作品の緊迫感を高めています。あれ普通、黒い影で修正入れると思うんですが、無かったのすごい。
引き続き第2クールへ。
OPは名曲しか生まない男、オーイシマサヨシ。
ED曲(作詞作曲:やしきん)もいいです。
あなたの生き様は何万円?
オーイ! とんぼ 第2期
ついに島を出て九州女子選手権に望むとんぼ。初めて競技ゴルフをするとんぼと、とんぼの自由すぎる打ち方に驚くライバル達。お互いがコースを回りながら刺激を与え合い、成長していく様子がとても面白かったです。
戦国妖狐 千魔混沌編(最終クール)
無の民と決着、そして迅火を救出して見事完結。『プラネット・ウィズ』『惑星のさみだれ』と見てきましたが、原作の水上悟志さんの描く物語すごく好きですね。
ただ1点、やたら口パクの動きが遅くてセリフと会ってない話数がときどきあったのが惜しいです。あれ意図的にやってるんだったらあんまり好きじゃないですね。
EDの曲がすごく好きです。
(テレビ放送)ケンガンアシュラ Season2 Part1
待ってました! 1期から4年も空いてしまいましたがやはり人間離れした格闘アクションが面白い作品。
休んでいた十鬼蛇王馬もようやく目覚め、いよいよ第3試合というところなんですが、多分Part2のテレビ放送は少し先っぽい。
その他過去作品
一気見したくてちょっと時間があったときに見ました。
魔王学院の不適合者 ~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~(1期2期 全3クール)
前から気になっていた作品。僕好みで滅茶苦茶面白かったです。
これは、澄ました顔でときどきバカタレをやる作品。ストーリーは難しい用語が多いですが、丁寧な伏線が貼られていて完成度が高いです。そして、主人公アノスの強さがあまりにも規格外で、それを見せつけられる仲間や敵のリアクションも面白いです。城をぶん回したり、満点じゃないテストを満点ということにしちゃったり、何でもあり。
「時間を止めた程度で、俺の歩みを止められるとでも思ったか?」
大雪海のカイナ ほしのけんじゃ
配信が始まっていたので見ました。昨年のテレビシリーズの完結映画。大軌道樹の担っている役割がついに判明し、最後は一件落着。良い終わり方でした。
プリンセス・プリンシパル Crown Handler 第1章、第2章
前から見よう見ようと思ってて、見れていませんでした。面白かったです。
現実主義勇者の王国再建記
面白そうだなと思ってた作品。堅実な主人公が優れた知識で王国を発展させていくストーリーがとても面白かったです。ヒロインのリーシアもかわいいです。『この世の果てで恋を唄う少女 YU-NO』『まちカドまぞく』などの大塚舞さんのキャラクターデザインも好きなんですよね。
(2回目)終末のイゼッタ
ふと思い出して、放送当時ぶりに見返した作品。やっぱり滅茶苦茶好きですねこの作品。今まで見たアニメの個人的トップ10に入ります。イゼッタとフィーネの友情と、結末が本当に美しいです。
2024年のトップソング
![](https://assets.st-note.com/img/1735627187-KCiwND45E9BtGlRHA1PUJIFq.png?width=1200)
同じプレイリストに曲をつぎ足しているので「トップアーティスト」は去年と変わらず。
トップソングは納得の5つですね。一時期集中的に聞いていました。
個人的な今年のアニソンベスト10はこうです。
1位:UNDEAD / YOASOBI(〈物語〉シリーズ オフ&モンスターシーズン ED)
2位:修羅日記 / 伊東歌詞太郎(異世界失格 OP)
3位:Lover's Eye / Sizuk(結婚指輪物語 OP)
4位:マイナーピース / ZAQ(ようこそ実力至上主義の教室へ 3rd Season OP)
5位:空に標結う / 小林私(ラグナクリムゾン(第2クール) ED)
6位:ストロボ・ファンタジー / May'n(モブから始まる探索英雄譚 ED)
7位:Go-Getters / Mori Calliope(異世界スーサイド・スクワッド ED)
8位:我がまま / くじら(先輩はおとこのこ OP)
9位:らぶじゅてーむ / 甲田まひる(ぶっちぎり?! ED)
10位:万里一空 / Rainy.(戦国妖狐 千魔混沌編(最終クール) ED)
急いで書いたのでいつもよりも適当な語彙になってしまっているかも。2025年冬は楽しみな作品が多いです。
おわり