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自己紹介2️⃣

こんにちは!BINDです。

前回の自己紹介では、私が小中高時代を経て就職するまでをお話ししました。今回は、その後の波乱万丈な人生について、もう少し詳しくお話したいと思います。


ブライダル業界での経験 – 「婚礼スタッフ」と呼ばれた時代

最初に配属されたのは宴会場のサービスマン。その後、フランス料理と鉄板焼き(ステーキ)のレストランでのサービス経験を経て、婚礼受付業務に携わることになりました。今でこそ「ブライダルコンシェルジュ」という洒落た名称が一般的ですが、40年ほど前はそんな言葉はありませんでした。何と呼ばれていたか…?そう、「婚礼スタッフ」。確かそんな呼び方だった気がします。

「婚礼スタッフ」の仕事は多岐にわたりました。結婚するお二人との進行打ち合わせはもちろん、結婚式場の紹介所とのやり取り、写真場、貸衣装屋さん、ビデオ撮影業者さん、引き出物の手配、その他お客様のご要望を関係部署に伝えるための各部署との折衝など、まさに結婚式を作り上げるためのオールラウンドプレイヤーでした。

この仕事を4年ほど経験した後、総務課へ異動となりました。しかし、この総務課での業務はあまり記憶に残っていません。元々サービス業中心だった私にとって、対外的な仕事から社内向けの仕事への異動は、少なからず苦手意識がありました。また、社内全体に総務というセクションが軽く見られているような雰囲気もあり、それも影響していたかもしれません。

外資系保険会社への転職 – そして転落の始まり!?

総務で2年ほど過ごした後、親しくしていた先輩が外資系生命保険会社に転職することになり、その話に触発された私は、深く考えずに別の外資系生命保険会社の保険外交員(いわゆる営業)へと転職しました。今思えば、私の「転落人生」はここから始まったのかもしれません(苦笑)。

営業経験のない私にとって、飛び込み営業はまさに未知の世界。案の定、成績は全く上がりませんでした。行く先々で門前払いを食らう日々。それでも、細々と契約を取りながら2年半ほどを過ごし、月に40数万円を稼げるようになった頃、ふと今後の生活について真剣に考え始めました。「毎月毎月、このような飛び込み営業でこの先の人生を生きていけるのだろうか?」そう考えた途端、恐怖に襲われた私は退職を決意しました。

印刷会社での経験 – そして突然のクビ宣告

幸い、印刷会社の管理職(部長)と知り合いだった私は、その部長に相談したところ、その会社で働くことになりました。そこでは、営業が担当先一社に専属で付き、信頼関係を深めて継続的な取引を獲得するという営業スタイルでした。私も担当先に積極的に入り込み、一定の信頼を得られるようになりました。

しかし、そんなある日、S銀行の男が会社の社長の娘婿に入り、彼が新社長として会社経営に乗り出してきたのです。新社長は、今まで取引のあった下請け業者を次々と切り捨て始めました。私も、受注先との親密な関係を築くように言われていたため、受注先にいる時間が長くなっていましたが、ある日、新社長が突然私がいた受注先に来て「用事が済んだら早く帰社しなさい」と言い始めたのです。

新社長から「用事が済んだら早く帰社するように」と言われた際、そのことを部長に報告・相談したところ、「いや、構わないから今まで通りの営業スタイルにして欲しい」と言われていたのです。

後日、部長からすぐに帰社するように電話があり、会議室に呼ばれました。「社長が何か話があるそうだ。もしかしたら深刻な話かもしれない」と。

新社長のもとへ行くと、「君は私が指示した方針に逆らうつもりなのか?それならそれで構わないが、明日からここに君の椅子はない。君は営業の何たるかを全く理解していないので、別の子会社で営業の本質を徹底的に叩き込んでやるから、明日からはそちらに出社しなさい」と、いきなりのクビ・転籍宣告を受けました。

「はい」とだけ返事をして事務所に戻り、部長にその旨を報告しました。あまりの悔しさに、私は転籍を拒否し、退職することを選んだのです。「部長にかつて、社長から言われたことを報告し、『構わんから今まで通りに仕事を続けてくれ』と言われてその通りにしたのに、その結果がクビですか?」私はデスクを叩き、これまで出したことのない大声で部長に詰め寄っていました。

会議室と言っても、事務所とは薄いパーテーションで区切られただけなので、私の怒鳴り声は事務所全体に響き渡っていたはずです。会議室から数十人の社員がいる事務所全体に、しんと静まり返った異様な雰囲気が伝わってきました。


福岡・糸島へ – そして行政書士へ

糸島市櫻井の二見ヶ浦

このような経緯で会社を退職した私は、福岡県糸島市に移り住み、法律隣接職である行政書士を目指してひたすら勉強に励みました。一回では合格できず、二回目の試験でようやく合格。

その後、ネットでHPを作成し、Googleの検索結果でも上位に表示されるようになり、順調に問い合わせをいただくことができました。

その後、行政書士の特性を活かしたコンサルティング業務に軸足を移し、現在は特定の業務に絞ったコンサルタント事業を行っています。

振り返って

数々の転職や挫折を経験しましたが、それぞれが大きな人生の転機となりました。

この経験を糧に、今後も新たな挑戦を続けていきたいと思います。

皆様、これからもどうぞよろしくお願いいたします。

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