わたしはハンター 2023/5/21
晴天!暑い。
布団を完全に夏仕様にする大仕事を終わらせ家を出る。今日はどうしても四天王寺の骨董市へ行きたいのだ。
我が町鶴橋からは歩いて行くと30分ほどのよう。コーヒー片手に散歩がてらテクテクと。暑い。今年初の汗だく観測。
四天王寺に到着した。大きな門の前に着くことができ、いざ。
境内に足を踏み込んで10秒ほどでテンションが最高潮に。
食器、着物、茶器、雑貨とあらゆるものが秩序なく、雑多にひしめきあっている。ハンター心をサワサワとくすぐられる。たまらん!
今日の目当ては陶箱だ。最近探し続けているのだが、ネットや一般の食器店ではどうにも高くて手が出ない。気に入ったデザインのものもなく、骨董市なら掘り出し物がありそうだと期待している。
しかし、暑い。汗だくだ。ビールを挟まずにはいられない。
手持ち現金の補充を忘れたことに気づきコンビニまで行くなど挟み、その道すがら新物の塩蔵わかめを買ったりと紆余曲折、計2時間(!)歩き回った。
ハンターよろしく目をギラつかせ、アンテナをマックスに立てながら歩む。臆せず店主と会話するのが大事だ。
あらゆるものをゲットできたが、疲れ果てた。だが心地よい疲労。ホクホクという表現がぴったりな気持ちだ。楽しかった。
戦利品
しぶいベージュのグラデーションがカワイイ銘々皿 200円
飲み口がグネっと曲がった花柄のお猪口 300円
瓶ビールに使いたいカワイイコップ 700円
小ぶりで丸い陶箱 500円
プリマクラッセのボストン 2,000円
そのまま歩いて天王寺へ行き、スタンドそのだで一杯飲んで帰宅。
よく乾いた洗濯を取り込み、購入したものを洗う。15分ほどウトウト寝て復活。
たまに行く立ち飲み屋で晩ごはんとした。
扉を開けるとさそり座の女が大音量でかかっていて少し怯んだが、ぐっと気持ちを保ちそのまま踏み込んだ。あれ、こういう店だっけ?入店しばらく様子をキャッチした感じ、先客である常連さんのリクエストのようだ。
カツオのたたきと、春菊の白和えを赤星と飲んで、1時間弱で出る。
薄々気づいていたが、最近とみに酒場での賑やかさや、交流が苦手になっている気がする。気分によって楽しめる日もあるんだけど、明らかにその割合が減ってきている。誰かといる時はまったくそんなことはない。1人の時だけだ。
今よく行く店数軒の距離感の心地よさが、改めて貴重に感じる。
自宅に帰り、ぐだぐだした。
マンガ「将太の寿司」を読みはじめてしまい、これはやばい、面白過ぎてハマってしまう…と、kindleをそっ閉じした。
今日の違和感
スタンドそのだのお箸、なんか見たことあるんだよなと思ったら、実家の菜箸だ。
100円ショップで5膳セットで売っている普通の竹箸だが、うちでは菜箸にちょうど良い具合だと言い使っていたんだ。
だから勝手に菜箸でゴハンを食べている気分になる。本当に勝手にで、なんか色々失礼な話だな。すみません。