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ストリートの聖者 2023/8/27


起きた後つけていたテレビで「インスタグラムって何グラム?」と言っている人がいて気に入った朝。

出かける。
駅で道を聞くために話しかけられ、咄嗟の返答第一声を「はい!いらっしゃいませ!」と発してしまった。販売員をしていたのはもう10年も前なのに、まだ刻み込まれているのだな。


さて今日も梅田阪神食祭テラス、発酵食品の催事トークイベントへ。少々遅刻しての到着になってしまった。2日連続。11:30のイベント開始にすら間に合わうことのできない堕落した体よ……。

遅れて入ったから一番後ろの席になると思いきや、出演者の真横の席に案内される。急に司会を務めはじめてもおかしくない立ち位置で気まずい。遅刻者らしいはみだし席でもある。

以下はイベント中にスマホにしていたメモの羅列である。記載の言葉そのままをヒラクさんナオさんが発していたわけではなく、意訳や省略が入っていること、文脈や前後の情報が抜けていることを添えておく。

  • 「おすくに」(食国)というのは万葉集に出てきた言葉

  • プレーンチューハイが虚無で驚いた

  • 島根鳥取は熱燗のが超熱い(うまい)

  • 李白をレンチンで出してきた(うまい)

  • 取材のキッカケは初手から本題を切り出す

  • 裸の人間で居続ける力

  • ストリートに聖者はいる(80超えたおばあちゃん)

  • 手酌文化のない外国人と日本酒で宴会をするのは難しい

昨日見たトークとは違った、おふたりによる酒や酒の土地の話、取材についてが展開され面白い。ナオさんが印象的な大阪の酒について語る場面で、鶴橋の丸金商店が出てきたのが嬉しかった。席が席だったので危うく「そうなのよ、あの店超いいの!!」とトークに乱入するところだった。超飲みたくなる対談だったな。今日はロジック薄めの感情に寄った話も聞けて、2日間参加でき大満足だ。

イベント中、隣に座っていた女性が姿勢の良い方で、イベント丸椅子の座りにくさゆえ一人で勝手に開催している「少しだけ姿勢の良い状態をどれだけ長時間キープできるか選手権」が白熱した。

このイベントでも出た話題なのだが、最近は酒場に若い女性がひとり飲みに来ることが増えた、というのをよく聞く。となると、いずれ酒場がオバチャンで埋まるような未来が来たりもするのだろうか?勝手な話だが、なんだかそういう絵面は想像つかない。女性は人生のどこかで酒場通いから離脱するのだろうか?いや、そんなことないよな。

座り位置が司会だったので良いアングルに。

イベントが終わり、ナオさんに挨拶しつつお買いものに繰り出す。味噌、塩麹、甘麹、麹を購入。ほくほく。

今日もクラフトサケを飲みたいとチケットを購入するが、ちょっくら用事があり東急ハンズへ。クライアントの製品が梅田ハンズで販売開始されているので見る予定なのだ。無事確認し、いえーい!とツイートする。

クライアントのオリジナル缶オープナーDAVI。どんな缶でもジョッキ飲みできて楽しいのだ

用事完了解放。クラフトサケを飲もうと阪神へ戻るとナオさん、ヤマコさん、今野ぽたさんが3人で飲んでいて混ぜてくださった。昨日飲めなかったどぶろくをクイと飲む。昨日も思ったのだが日本酒ジャンルに属しているとは思えない味わいだ。とてもおいしい。乳酸菌を感じる味わいで微炭酸のせいでスイと喉に落ちていく。ワインに近くもあるし、日本酒だしカルピス的でもある。何か1本買って帰りたいな…と思ったら、今後常設エリアにも取り扱い予定らしい。良かった。

これが飲んだもの

もう少し飲みましょうか、という流れになったので「ビール飲みたい!」を発動させ(わたしの口癖である)皆さんに気になっていた限定店「サッポロ生ビール黒ラベル THE BAR OSAKA」にお付き合いいただく。

着くと、少し列ができていてこの暑い中申し訳ないな……と思うがほどなく入店できた。ほっ。入店時に何杯飲むか事前申請してチケットを購入するシステムで、酒飲みとして何かを試されている気がした。2杯分購入。
少々暑いかもしれないけど、とテラス席に通される。大丈夫。ビールのおいしさスパイスです。

全員分つなげると壮観

注いでもらいにカウンターへ行くと、なんと眼福な風景よ。

圧倒的
確か右がスイングカランのサーバー

注ぎ口のカランが違うサーバー2種を携えての出店で、同じビールでも飲み口が変わるらしい。

  • パーフェクト・・・SAPPORO渾身のパーフェクトビール

  • ファースト・・・スイングカランという旧来モデルで扱える人が少ない特別なサーバーもの

  • ハイブリッド・・・パーフェクトとファーストのハイブリッド

まずは「パーフェクト」を。きめっきめにきめ細かい泡で覆われた冷たいビール、満を持していただきます!もう喉カラッカラ!!

うつくしい

おいしーーーー。道路を歩く人々、羨ましいだろうぅふふふははは!(あえて顔を道路に向けながら飲む)

2杯目は「ファースト」。飲んでみて同じビールなのかと驚くほど違う飲み口だ。こちらの方がドライでこざっぱりしている。最近の酒場はどこも生ビールのクリーミィな泡と繊細な飲み口をきれいに追及している印象で、もちろんそれが美味しく大すきなのだけど、こういう雄々しげな感じもガツンとビール!という感じで良い。

この写真は「パーフェクト」です

ミックスナッツの中で何がすきか、「わしわし」とめしを食べることについて、など、飲酒中らしい会話でひと通り楽しんで、移動。大阪駅ビル四文屋へ。

瓶がクラシックラガーだと嬉しいよね

瓶ビールと串焼きなどつまみながら、数日後に迫った酒旅の打ち合わせをする。酒飲みは、良い酒を飲むために、酒のための旅をし、酒を飲みながらその打ち合わせをするのだ。

1時間だけ歌おうとカラオケに流れる。4名のプロフィールと文化圏がバラバラでカラオケ行くのが初という面白いシチュエーションだ。無難だけど好きな歌を歌う。やっぱりGLAYは誘惑だよなー。きっちり1時間で出る。

最後に1杯、と缶チューハイを買って道路で飲み別れて帰路についた。

我が町鶴橋に着くとおなかが減っていることに気づき、味一でギョウザ焼飯してしまった。ギョーザか焼飯どちらかが過剰だったな。

でもウマイんだここの焼飯


自宅に戻り洗濯ものをしまったりしてたら眠気。夜中に目が覚めて、お風呂に入って寝た。今日はPC触れなかったな。


今日のワクワク

トークイベントの話し手、小倉ヒラクさんがストローハットをかぶっていた。昨晩テレビで、歌のうまい昭和歌手的特集をやっておりジュリーがハットを投げている場面を見ていたので、ボーッとヒラクさんが投げてくれないかなと想像してしまった。勝手にすみません。

0:35くらいから飛ばし始めます。帽子部分を下にするとよく飛ぶらしいっす。



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