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間欠性跛行を鑑別せよ
みなさん、こんにちは!!
とんとん整骨院の日髙(@Shogo_HIdaka)です。
初のマガジン執筆ということで、今回は腰部脊柱管狭窄症と慢性動脈閉塞症との鑑別をまとめました。
ご一読いただけると嬉しいです。
はじめに
腰部脊柱管狭窄症という病名はみなさん多くの方がご存知かと思います。
特徴的な所見として「間欠性跛行」が最初にあがってくるのではないでしょうか。
その間欠性跛行ですが、腰部脊柱管狭窄症以外の疾患でも出現することがあります。
それが、慢性動脈閉塞症です。
2つの疾患での共通点である間欠性跛行や下肢のしびれなどの訴えを問診で聴取したときに、しっかりと鑑別を行ってから介入することが出来ているでしょうか?
✔出来てるかって聞かれると…
✔下肢症状の訴えあるし、とりあえず揉んでみる
✔病院で狭窄症って言われたって言ってるから特に検査しない
整骨院業界の多くの方々が内科的疾患などの「我々の手には負えないもの」への注意力が低く、ほとんどの患者に運動器疾患だという前提のような【決めつけ】を持って検査、介入していることが多いように感じます。
この行為がどれほど危険で、病態などを知らないのに放置していることがどれほど無責任かセラピストとして考えるべきなのではないでしょうか。
しかしながら
✔鑑別方法とは?
✔そんなのマニュアルにないよ
✔なにを問診で聞けばいいのかわからない
✔どの勉強をすれば鑑別出来るようになるの?
など院の環境や、勉強していない分野で知らないことからくる苦手意識もあるかと思います。
また、日常業務に追われて勉強したくても出来ない、勉強したくてもどの書籍を買えばいいのかわからない。
様々な葛藤があるのではないでしょうか。
この記事を読んでいただくと
✔脊柱管狭窄症と慢性動脈閉塞症の鑑別のポイントがわかる
✔それぞれの検査の感度や特異度を知れる
✔医療事故のリスクを下げることが出来る
このようなことが得られるかと思います。
時間がない!
でも勉強はしたい!
そんな方にオススメの記事となっております。
本記事の内容を実践することで、鑑別への苦手意識の克服、患者さんに質の高い状態説明や的確な対応が出来るようになります。
今まで腰部脊柱管狭窄症と思ってみてきた患者さんは``本当に‘‘腰部脊柱管狭窄症なんでしょうか?
セラピストのためにも、患者さんのためにも鑑別や検査の重要性を感じていただければ幸いです。
それでははじめていきます!!
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