BIMSociety

建築設計でのIT活用、技術、BIM関連の記事を投稿していきます。

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最近の記事

    • BIM(Building Information Modeling)の社会性、展望

       BIMというと通常、業務効率化、合理化の話が前面に出てきますが、ここでは活用方法について主に触れていきたいと思います。 これまでの建築設計の共通言語は、手書きにしても、CADにしても「図面」でした、図面を描く上で、体裁や線種等を使い分け、いかに図面を見る人に性格に伝える事ができるのかを意識する必要がありました。 印象的だった出来事は、初めて図面を描いた時に、線一本一本に気持ちをこめて引けと言われたことでした。今考えると伝わりやすい図面を描くための比喩的な表現だった事は理解

      • BIMソフト比較

        比較対象:Autodesk Revit、Graphisoft Archicad 現在、日本国内でBIMソフトを導入するなら、Revit、 Archicad、Vectorworks、 Gloobeが主流となっています。ここでは、RevitとArchicadを取り上げます。 【日本国内トレンド最新情報】1年間 青:Revit 赤:ArchiCAD 【世界トレンド最新情報】1年間 青:Revit 赤:ArchiCAD 現在、日本国内では、RevitとArchicadが2大勢

        • 建築中小企業におけるBIMの活用

          先日社内でBIM導入に関するプレゼンを簡単にしてきました。 その時の資料を投稿します。 BIMの導入 BIMの導入を検討する際、中小企業は何を考慮する必要があるでしょうか? まず初めに、BIMソフトのコストは小規模な会社にとって高価に見えます。導入には、どのように自分の時間を使用し、自分の時間がソフトウエアのコストよりも価値があるかを確認する必要があります。企業は、可能な限り節約しながらお金を稼ぎたいと考えており、プロジェクトにかかわる人は、できる限り創造的になりたいと考

          【独学】Autodesk Revit の勉強法

          今回はBIM ソフトウエアであるRevit の勉強法について紹介したいと思います。 筆者は仕事の合間を縫って、独学で約一年かけてRevit を習得しました。 一年間Revit のみを勉強していたわけではないので、勉強法さえ間違わなければ、早い人で1ヶ月あればある程度使えるようになると思います。 ※特別な理由がなければ講習会に行くことをおすすめします。 使用教材 Udemy ★Revit Architecture 2020-2021-2022-2023 From Z

          【独学】Autodesk Revit の勉強法

          CAD オペレーターからBIMオペレーター

          今回は、CAD オペレーターからBIM オペレーターへの転身について書いていこうと思います。 CAD オペレーターとは建築設計の図面作図補助をするお仕事です。 建築設計及び施工業務には、必ずと言っていいほど大量の図面が必要となってきます。契約図、検討図、基本設計図、申請関連図書、実施設計図、施工図等、物件規模にもよりますが、設計者、施工者ともに、かなりの枚数の図面が必要となります。 それらの図面の作図や修正をCAD を使い行うのがCAD オペレーターとなります。 CA

          CAD オペレーターからBIMオペレーター

          BIMとCAD

          BIM は、"使うのは簡単、マスターするのは難しい"と言われています。自分の周りにBIM を使いこなせるという人は何人位いるでしょうか? おそらくあまり多くないと思います。 一方でCAD はどうでしょうか?現在では、建築設計を仕事にしている方なら使える人が大半ではないかと思います。 CAD は1980年代から一般企業に導入され始め、それまではドラフターを使い、手書きの図面が主流でした。しかし、当時から40年ほどたった現在、手書きの図面は見られなくなり、そのほとんどがCA

          BIMSociety 建築×IT

          今回は初回なので簡単な自己紹介とBIMSocietyの活動内容などに触れていこうと思います。 BIMSocietyの活動 現在日本の建築業界では、一部大企業でBIMや最新のITテクノロジー導入が活発になっています。しかし、中小企業の殆どはBIM導入に初期コストや人材育成の観点からメリットをあまり感じられず、導入に踏み切れないというところが多いのではないでしょうか? BIMSocietyでは、そんな中小企業様や、BIM やIT 技術を通して業務効率化を目指したい人の一助と

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