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ボディビルダーはライフステージが高い

ライフステージという言葉を聞いたことがあるだろうか。『プラダを着た悪魔』の冒頭2分間には、働く女性のライフステージの違いがよく描写されている。

ウォークインクローゼットでおしゃれな格好を選び抜き、ナッツを8粒。オートミールはグラムを測って食べる。もう一方では、砂糖がたっぷりのったベーグルを歩きながら食べるアン・ハサウェイ。一方はタクシー通勤、もう一方は地下鉄で通勤。

これ以上にこまかい描写が2分間の中に細かく描かれている。詳しくは下の動画で岡田斗司夫さんが解説してくれている。

日本では「意識高い系」とバカにされたようにとられることが多い。アメリカではライフステージの違いとして、表現されるようだ。

このライフステージには収入、生まれ持ったものは関係がない。ライフステージを上げようと思ったその瞬間に行動を変えることができる。逆に劇中のアン・ハサウェイのように美人に生まれても意識が低ければ、ライフステージは低いのだ。

具体的にイメージできない人は、レッドカーペットを歩くハリウッド女優をイメージしてみてほしい。大胆に肌が露出したドレスを着ている。これは「自分は体を徹底的に管理しており、いつでも他人にみせることができる」という意思表示でもある。

トップスターは食事管理も徹底しながら、おそらく週何回かの運動をしている。

そこでふと思った。

あれ?ボディビルダーってかなりライフステージが高いんじゃないの?
極限までそぎ落とされた脂肪、運動習慣は週5-6回。彼らに比べたら、『プラダを着た悪魔』の冒頭にでてくる女性達でも管理が甘いかもしれない。

10月6日(日)、大阪・国際障害者交流センター(ビッグ・アイ)にて『第70回日本男子ボディビル選手権』が開催されたが、その出場選手は全員徹底した管理を続けている。なので、ステージ上で戦う彼らの顔はとてもかっこよくみえる。本人たちは思ってないかもしれないが、圧倒的にライフステージが高い。

自分もそうなのだが、運動しないダラダラした日々、食べたいものを食べる日々は自己肯定感を下げる。当の本人にとっては、「外見ではなく、内面を見てくれ!」ということなのかもしれない。よくよく考えてみてほしい。その外見で、ヨシとしたのはあなたで、やはり外見には内面が反映されていると思う。

そんなこんなで私もライフステージを高めてみたくて、まず出来ることとして、穴の開きかかったユニクロの靴下を捨てることにした笑

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