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頭の中の20の引き出し

読んだもの、聞いたことを忘れないでいられたら、どんなに楽だろうか。
内田和成 (早稲田大学ビジネススクール教授)の情報整理本を読んでみた。

今の世の中、情報源というはたくさんある。

それこそ1つのことについて、調べようと思ったら、調べる作業が終わらないくらい途方もない情報量である。内田さんの主張はこうだ。

情報は「集めるな」「整理するな」「覚えるな」

自分自身もEvernoteやGoodnoteを活用してきた世代なので、この文章を見て妙に納得した。これらの情報整理系のアプリは作っている時は楽しいが、後で復習するかというと、そんなことはない。いわば電子ゴミを量産しているような感覚にあるとき陥った。

最近は紙のノートを常に持ち歩いて、思い立ったらすぐに書きまくっている。覚えようというか、一回紙に吐き出す感覚だ。

では、どのような情報を集めればいいのかということだが、冒頭の話に戻る。内田さんは常に頭の中に20の引き出しを持っている。

例えば、「AI」「皮膚科」「人材育成」に興味があるとする。そのラベル付した引き出しを脳内に持っておき、情報を投げ込んでいく、それを頭の中で行うというわけだ。

この作業を脳内知を形式知化する。と筆者は表現している。なんだか面白そうなので、とりあえずやってみることにした。内田さんほどの頭脳はおそらく持ち合わせていないので、とりあえず10個。自分の興味のあるジャンルを選んでみた。今、自分が何に関心を持っているのか、何を目指しているのかが一目瞭然になった。

  • 皮膚外科学、創傷治癒

  • アトピー性皮膚炎

  • レーザー治療

  • ボディメイク

  • 商品開発

  • ノンフィクションジャンルの本

  • 長期投資

先ほどまでは本気で10個あげようと思ったが、7個しかない。自分が本当に興味のある分野を挙げてみると、自分のことがよくわかる。無理に情報収集する必要はないので、ひとまずこの7個でいこうと思う。


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