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アピールポイントは「大胸筋」と「上腕三頭筋」です!

初めまして、皮膚科専門医かつボディビルダーの勝又 文徳(かつまた ふみのり)です。

以前に匿名でSNS発信を行っていましたが、普段の生活が大して変わらないこと、また内容に責任を持って発信していきたいと考え全てのSNSを作り変えて実名での発信を行うことにしました。

『YOUはなぜ皮膚科へ?』

私は、幼少期からアトピー性皮膚炎という病気を持っていました。小学校低学年の時は特に症状が強く性格もめちゃくちゃ暗かったです。

その後、仲のいい友達が増えてきて徐々に口数が多くなり、性格も明るくなってきました。今考えると、皮膚の症状も年齢を重ねるごとに付き合い方が分かってきて、自分なりにコントロールすることができるようになったのも大きかったです。

父が医師であることもあり、自然と自分自身も医師を目指すようになりました。1浪の末に無事医学部に入学することできました。

それから、泌尿器科、腎臓内科、糖尿病内科、形成外科など様々な科に魅力を感じましたが、最終的に自分が選んだのは「皮膚科」でした。

改めて振り返ると、女性の目も見ることができなかった自分が、皮疹のコントロールが良くなるにつれて明るくなったのは皮膚科医の先生方のおかげで。
ジャックナイフみたいに世の中を睨みつけていた自分のような思春期の患者さん達の未来を変えたい。そう考えて皮膚科の道に進むことにしました。

小中学生のアトピーに悩んでいる男の子に外来で出会うと、いまだに熱がこもってしまいます笑

皮膚科に入った後の活動

医学生には東医体という、東日本の医学部同士が戦う大会があります。

自分は水泳部だったのですが、6年生まで泳いでいました。6年目の大会で目標タイムを切ることができなかった自分は、東医体の翌日に自宅近くのJOYFITに入会し、重りに悔しさをぶつけました笑

なので、実は医者歴よりも筋トレ歴の方が長いことになります。

医者になった後も週3〜6回程度でジムに通い続けました。

医者になると異動も多くなります。それに伴ってジムもJOYFIT→ティップネス→ゴールドジム→エニタイム→ゴールドジムと異動していきました。ジムに近い場所に住むことで、忙しい病院でもなんとか通い続けることができました。

2023年。この年は激動の1年でした。
2023年11月11日(土)に赤羽会館講堂で行われた北区オープンボディビル・フィットネス大会のニューカマーの部門に出場しました。

筋トレ歴7年目で初めての出場です。Youtubeなどで大会動画を見て、いつか出たいとは思っていました。しかし、飲み会で言い訳したり、薬品説明会のお弁当を食べてしまったりしていました。

そんな甘ちゃんの自分が81kg→68kgに減量できたのは、妻のおかげです。妻も働きながら、私の減量食を作ってくれました(第一子の妊娠中にも関わらず)。

今も妻には頭が上がりません。自分の夢を叶えてくれるかけがえのない応援をしてくれました。

初めての大会は、北区オープン ニューカマー部門で5位でした。悔しかったけど、めちゃくちゃテンションが上がりました。

大人になっても「俺を見ろ!!!」って熱くステージ上で思えたのは、アトピーで人前で肌を見せることが嫌だった、水泳の授業が嫌でしょうがなかった小さい時の自分からは想像ができないことです。

だから、皮膚科としても、ボディビルダーとしても発信をしていきます。

筋トレが人生を変えたという人がいます。

自分にとっても筋トレは大事な要素です。でも、筋トレだけでなくアトピーの正しい治療も絶対に必要でした。

ボディビルじゃなくても、今後皮膚科疾患で悩んでいる患者さんが、スポーツなどのアクティビティーを通じて自己実現していけるように応援していきます。自分自身もそれを発信していきます。


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