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アメリカ利下げするってよ。

米連邦公開市場委員会(FOMC)による18日の利下げが検討されている。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2024-09-18/SJZ5HQT0AFB400

医者というのは、経済ニュースにとことん疎い人が多い。ぼくも以前までは、利下げしたから何?しかもアメリカでしょ。日本に関係なさそう。くらいに考えていた。それだと、社会人としてあまりに恥ずかしいので、少し経済の勉強をした。

引用:https://en.macromicro.me/charts/91/interest-rate-sp500

FFレートとはフェデラル・ファンド金利を略したもので、米国の代表的な短期金利のこと。図の編みかけの部分は経済停滞局面だ。簡単にいうと、FFレートを下げると、時間差で「〇〇ショック」と呼ばれる暴落がくるということ。

暴落がいつ来るかは誰にもわからないが、FFレートが精度よく市場の炭鉱のカナリアとして機能している。それで冒頭のアメリカが短期金利を引き下げるというニュースに繋がるわけだ。

ちなみに景気後退の先行指標とされている2年債と10年債の逆イールドは2022年7月から続いている。春夏秋冬でいうと「秋」の季節が長く続いていたわけだ。そこから、短期金利を下げていくとなると「冬」の訪れになる。

「米国がくしゃみをすると日本も風邪をひく」

アメリカが調子悪いと、日本も調子が悪くなる。なので、アメリカの金利(長期金利、短期金利)が大事である。経済の専門家に言わせると、浅い解説かもしれないが、本職ではないのでこれくらい知っていれば十分だろう。

この本を一冊読めば、金利のことがよくわかる。興味が出た方はぜひ買って読んでみてほしい。


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