見出し画像

皆さん、THE ANTHOLOGY読んでいますか?

先日、アメリカのユタ州砂漠地帯で、金属製のオブジェクトが発見されたニュースを見て、Presenceのオブジェクトを思い浮かべたZepファンは多いと思います(笑)。今回は、THE ANTHOLOGYより7枚目のスタジオ・アルバムPresenceについて興味深い部分を見つけましたので、ピックアップしてみたいと思います。

Presenceが最後のアルバムになるかも、と思っていた。

(Presence制作前、制作中)
ジミー:この時点で我々が再度ツアーを出来るかどうか不明だった。将来についての決断は後回しで、まずはロバートが回復することがなにより大切だった。-略-不屈の精神でロバートは回復した。しかし、Presence制作中、我々はこのアルバムが僕らの最後のアルバムになるかもしれないと思っていた。

(Presence制作後、プロモーション中)
ジミー:この時期はバンドにとって苦しい時間であった。-略-Presenceを完成させたが、我々が再びツアーにでるのかは分からなかった。僕は、将来についてなんとなく不安な想いを感じていた。

まず、Presenceがもしかしたら最後のアルバムになるかも...と思っていたことを初めて知りました。(古参の皆さんの中ではもう周知の事実なんでしょうか。)Presence制作中から、このアルバムが最後になるかもと思い、完成後も将来に対して不確かな気持ちを払拭できず、という状態だったということですね。
余談ですが、次作であるIn Through the Out Doorはかなりジョンジー色が強くなっていて、それに対してジミーがIn Throughの制作時にはやる気を失っていたのではという噂がありますが(本人は否定しています)、それはPresenceまでに見られたジミーとロバートの親密さを持った共作(共闘?)がIn Throughでは影をひそめたことがそういう噂に発展したのかもしれないな、この辺を読んで思いました。

Presence発表後、バンドは映画"Song Remains The Same"の映画を公開、アメリカンツアーを行っています。

Achilles Last Standについて

Codaを除くと、一番セールス的には振るわなかったPresenceですが、皆が大好き"Achilles Last Stand"が収録されているアルバムです。THE ANTHOLOGYには"Achilles Last Stand"の歌詞について、ジミーの胸を打つ言葉も記されていました。

Achilles Last Standは僕とロバートが共にしたモロッコでの旅が曲の物語の一部分になっている。普段はロバートが書いた歌詞について語ることはしない。それは、ロバートがすることだよね。でも、これはどうしても、しょうがない。何故なら、この曲について、そして彼とこの曲を制作したこと、演奏したことを僕は本当に誇りに思っている。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?