
2023年アウェイ遠征記@広島(2023-07-16)
悔しい引き分けから一夜。次の目的「尾道ラーメン」、そして山陰にも寄るための行動をしていく。
寝坊と呉線
尾道に行くのに速いのは山陽本線(新幹線という選択肢はない)。しかし海沿いを行く呉線の車窓が好きなのでそちらで行くことにした。
が、寝坊したこと、またその次の列車も荷造りに手間取り逃してしまったことで、旅程は崩れてしまった。全行程普通列車で行く予定だったが、途中特急に乗らないと間に合わなくなってしまった。尾道ラーメンの予定をキャンセルすればすべて普通列車でも間に合うが、まあ、あり得ない。特急料金を支払う価値は充分あるだろう。
呉線の車窓は海に迫る山・すぐそこにある対岸の島が織りなすところに、機能的に作った結果有機的にも見えるようになった重工業の工場が立っており、それがまた美しい。好きな山陽の風景だ。
墓参りと呉線
実は広島県に祖父母の墓がある。これも外せない予定。呉線でも列車の本数の少ない区間であるので、1本逃すと予定が大幅に狂う。でもこれは本当に外せない予定。
祖母の納骨のときには営業していた仏花・線香・蝋燭などを販売していた店は営業しておらず。墓の枯れた花を取り除くだけはして手を合わせてきた。
駅で列車を待っているときには海からの風が入る。幾分涼しい。大荷物背負ってローカル線の駅で電車を待つのは自分の存在の仕方の理想の一つ。
電車に乗り、美しい風景を見ながら尾道に移動。
尾道
尾道ラーメンの発祥の店「朱華園」は閉店。その店主の奥さんと娘さんが味を受け継ぐ目的で始めたのが「中華そば 朱」。しかし売り切れで振られてしまった。
赤兎馬

スープは大きめミンチの背脂画浮かび、麺は平打麺の正調の尾道ラーメン。チャーシューは柔らかめに煮た薄切りの肩ロースの煮豚とハギレ。チャーシューが他とは違う独特のもの。
朱鳶

連食。他の店と敷地を共有し、ぶっきらぼうだが優しい人柄の大将1人でやっている店。最初入り方が分からなかった。ふわふわの背脂に平打麺、醤油しっかりのスープ、バラ肉煮豚、味付き煮卵、全部が旨い。
尾道では連食したけど、西の方のラーメンは多少量が少なくて食べられてしまう(まあ消化器・循環器・代謝系に負担かけてるんだろうけど…)。両方旨く食べられて非常に満足した。
今回は以上です!