2023年アウェイ遠征記@高知(2023-07-12)
高知ユナイテッドSCがガンバ大阪を撃破したことで実現した高知遠征。天皇杯とJリーグの日程が発表された頃から計画していた。自分としても初めての高知なので楽しみたい。
出発前には…
どんとこい家さんで朝飯!早朝出発での自分の定番!これを食べて旅のパワーを付ける!
羽田から高知へはJALで。実はこれまで高知県には足を踏み入れたことはなかった。2019年にFC琉球との試合を見るために沖縄県に行ってから、残り高知県の1県だけになっていた。今回の遠征で全ての県に降り立ったことになる。自分にとって記念すべき遠征となる。
高知での楽しみもいろいろ計画している。
鈴木食堂
高知のご当地の味というとカツオが思い浮かびがちだけど、味噌カツラーメンというのが高知独特のものであるとのこと。この鈴木食堂、店内は北海道旅行のポスターが貼られている。元々は札幌味噌ラーメンを提供する店で、麺も札幌の西山製麺の麺を使っている。スープの味も濃厚な札幌ラーメンのもの。この濃厚なスープを5mm程度の厚さの肩ロースのカツに付けて味付けして食べると大変に旨い。カツは柔らかさ・歯ごたえのバランスからすると、これくらいの厚さがちょうどいい。
沢田マンション
高知市薊野にある集合住宅。オーナーが違法建築を繰り返して増築し、とんでもなく複雑な構造になってしまったマンション。オーナーの思いの強さは、複雑な構造や周りと比して際立つ存在感から感じられる。自分個人の感覚だけど、それぞれの部分がパキッとした形をしているんだけど「でろん」としたものを感じるというか。とりあえず住人の生活の場でもあるので、外から見るだけ。
高知県立歴史民俗資料館
高知県の山奥・物部の民間信仰「いざなぎ流」、これを見たくて計画したようなもの。2021年に物部にある美術館で「いざなぎ流」企画展を開催しており、徳島ヴォルティスとの試合のときについでに見に行きたかったけど、様々な都合からこのときは断念。どこで見学できるか?どこに展示があるか?香美市教育委員会に電話で問い合わせたところ、まず祈祷は新型コロナの感染防止から見学は断っているとのこと。また展示については県立歴史民俗資料館にあるとのこと、ご回答いただいた。
「いざなぎ流」は旧物部村で伝えられてきた民間信仰。統括する組織はなく、地域で適格と認められた人が「太夫」の役割を負い、地域の人の依頼に応じて出向いて祈祷を行う。
葬式の習俗・正月飾りの展示もあって、神奈川県や自分の父母の生まれた地域とは違ってて、好奇心を刺激されてめっちゃ楽しい。
豚太郎土佐道路店
一度宿にチェックインしてから競技場へ向かう。宿から競技場へ向かう道の途中にある店が夕食の選択肢。
豚太郎は高知県を中心に展開するローカルチェーンのラーメン店。味噌カツラーメンの発祥の店だとか。チェーン店とはいえ、店主の自主性に任せてる部分も多く、店によって味は違うとのこと(この辺「餃子の王将」とか「ラーメンショップ」と同じですね)。味噌カツラーメンのカツも店によって違い、ロース1枚のところ、一口カツタイプのところといろいろらしい。この土佐道路店はロース1枚のところ。
カツと味噌は名古屋の味噌カツの例がある通り相性はいい。言わばパン粉を使った排骨だろうし。ニンニクが効いたスープに付けて食べるのも旨いよなぁと思う。
試合結果
ターンオーバーとは言え、力としてはこちらの方が上。局面々々では実力の違いは見られた。ただ最後まで崩せなかった。
高知は前プレスも献身的に行い、最後のところでは閉められていた。ミスもなく、できるところはやれていた印象。
失点はこちらのミス。プレゼントパスからGKが出ていたところをロングシュートで決められる。
その他のシーンでも3バックの脇の空いたところを何度も突かれたり、FWも相手に中をしっかり閉められて仕事できず。
高知ユナイテッドSCの吉本岳史監督は元横浜FCの選手。高知でいい仕事してると思う。
宿にて
3食ラーメン食べちゃったじゃないですか。しかもトンカツもトッピングしてる。脂質が多いと腹持ちも良くていいんですけど、でも負けてこういう気分じゃないですか。
土佐のぬたがあるというのを聞いた。なのでその時にこのスーパーにあったマグロ切り落としと厚揚げで食べてみる。
まずニンニクが立つ。何はともあれニンニク。その後に酢味噌の酸味・甘味。これはマグロやカツオなどの青魚に合いそう。
常日頃思っているのは「DAZNでも見られなかった勝ち試合より、現地に行って見た負け試合の方が気分は良い。」ということ。試合結果は残念だし、四方田監督が対策取って、変えるところは変えなきゃいけないところだと思うけど、この遠征は行って良かった。次の遠征も楽しみたい。
今日は以上です!