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【現地レポート #3】BIKAS COFFEEの出店地"タメル"ってどんなとこ??

ナマステ!ネパール駐在中のサミルです!
今週の現地レポートでは、カトマンズ本店出店に伴ったカフェリサーチでの気づき、「タメルのカフェのこんなところが素敵!」といったことなどをご紹介していきます!

ネパールの玄関口カトマンズ・タメル

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ネパールに来て、誰もが訪れる場所と言えば「カトマンズ・タメル」ではないでしょうか。カトマンズには、ネパールに2つある国際空港のうちの1つがあり、全世界からの玄関口になっています(もう1つはチトワン、ポカラにも開港予定)。そのカトマンズの中でも、特に人が集まる場所と言えば「タメル」。ここには、ネパールの歴史的建造物や世界遺産を観光しようと訪れた人、トレッキング客、ボランティア学生やNGOの現地駐在員など、様々な夢や目的を持った人が集まっています。そんなタメルにも、最近ではおしゃれなカフェやレストランが、かなり多く並んでいます。

タメルのカフェ事情

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もともとはチヤを飲む文化があるネパールですが、最近ではコーヒーもよく飲まれるようになりました。
ポカラのコーヒーバイヤー・ジャガンさんは「ファッション的にコーヒーを飲む人が増えた」と話していました。

実際のところ、「おいしいコーヒーが飲みたい」というよりも、ネパリが仲間と会う場所としてカフェが選んでいたり、綺麗なお店で食事がしたい観光客が来ていたりといった様子が多く見受けられました。または、タメルの中でも、ホテル併設のカフェやすこし奥に入る構造になっているカフェで、街の喧騒から離れて一人の時間をゆっくりと過ごす人もいます。毎朝の習慣としてコーヒーを飲みに来る観光客ももちろんいます。そういう点では、日本のカフェ利用の仕方と変わったことは特にないと感じました。

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メニューに関しては、まずドリップコーヒーを提供しているお店は少なく、ほとんどがエスプレッソメニューで、特にアメリカーノやラテが人気なようです。価格はアメリカーノで110円~250円程度。コンビニコーヒー並みの値段で提供されています。中には、お豆の産地にこだわるオーナーもいるようですが、ほとんどはネパール産やインド産のお豆が使われています。焙煎はミディアム以上。人間関係を尊重し、友達の卸からお豆を買っているというお店もありました。

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日本では、オーナーの好みや時期に合わせてお豆を仕入れられていたり、自分の好みの味を求めてカフェにやってくるお客さんも多かったりするのではないかと思います。また、産地や精製方法による味の違いや、焙煎や抽出方法を変えるなど、お店でもお家でも様々な楽しみ方があります。

ここ2か月タメル内のカフェをリサーチしてみて、そこまでコーヒーの楽しみ方の幅を広げているお店は少なかったです。「美味しいコーヒーを届けたい」というよりは、まずは、ビジネス(稼ぎ)としての考え方が強かったり、カフェレストランとしてオープンして、メニューの一部にコーヒーがあるといった形だったりと、そんな様子が伺えました。

ネパールのカフェのここが素敵!

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ネパール国内のカフェを巡っていると、度々素敵な装飾のお店に出逢います。壁に直接アートが描かれていたり、伝統的な彫刻やレンガ造りで風情が感じられたり、ガーデニングが素晴らしくカトマンズの埃っぽさや喧騒を忘れられたりと、その日の気分や過ごし方に合わせてカフェを選ぶことができます。伝統的な内装のお店では、他の国では絶対に体感できない趣を感じることができるので、ネパールに来た際には、変わったカフェ探しをしてみるのもいいかもしれないですね!

まとめ

私は経営やビジネスには疎いですが、観光客が多いタメルであり、ネパールでも日頃良く飲まれるようになってきたコーヒーだからこそ、チャンスと捉えたオーナーが多いのかなと思います。どこにいても、コーヒーが欠かせない私にとっては、ネパールにいて、素敵な空間でコーヒーが飲めるというだけでもとても有難いです。目覚ましのドリンクやリラックスのためのドリンクという側面が強いですが、私個人としては、将来的には、コーヒーの奥深さやコーヒーを「意味で選ぶ」という消費の仕方も理解されるようになったらいいな、なんて夢を見ます。

以前、とあるネパリに「ネパールは食のレパートリーが少ない。日本では色んな国の料理が食べられていいね。」と嘆かれたことが印象に残っています。
ネパリにとっても、お家や近くのお店でチヤを飲んでいた文化が広がり、軽食を食べる、友達と会う、そんな選択肢の1つにカフェやコーヒーが入ってきて、楽しみが増えてきたのではないかと思います。カフェだけではなく、洋食や日本料理、韓国料理のレストランも、美味しいところがあります。個人的には、タメルからさらに、そういったレストランが増えていったら嬉しいです。(もちろんネパール料理も大好きです!!!!)

そんな中、カトマンズに出店予定のBIKAS COFFEE。タメルに集まるすべてのヒト、ネパールに住むすべてのヒトにとって、居心地よく過ごせるサードプレイスになるよう、オープンに向けてもうしばらく模索を続けようと思います!

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