#4 植樹のコト
カップ一杯のBIKAS COFFEE に詰まったストーリーをお伝えする
Story of BIKAS COFFEE
4つ目のものがたりは、植樹のコト。
私たちはネパール・ハルパン村からただコーヒーを仕入れているだけではありません。
ネパールの標高1,200mに位置するハルパン村。その村で育てたコーヒーの苗を購入し、自分(オーナー)の名前が入ったコーヒーの木を植えることができる取り組みも行っています。
2021年5月にプロジェクトが始動してから、これまで実施したクラウドファンディングでは、4年続けて初日に達成率100%に到達し、4年間で470本のコーヒーの木を植えることができました。
実施の背景
日常でたくさん飲まれているコーヒーですが、日本人は平均で1週間に10杯飲んでいると言われています(農林水産省HPより)。
平日朝、眠気覚ましに飲む一杯
出勤時、でテイクアウトする一杯
ランチ後、お口直しに飲む一杯
夕方休憩時、一息をつくために飲む一杯
そんな多くのシーンで楽しむことのできるコーヒーですが、現在、ある問題に直面しています。それは「地球温暖化による生産量の減少」です。
気温や湿度の上昇により、さび病というコーヒーにとって深刻な病気が発生しやすくなり、収穫量の減少や品質低下を招きます。こうした事態が続くことで、コーヒー生産から撤退する生産者も多くなることが予想され、2050年には私たちが普段飲んでいるアラビカ種の栽培地が約50%も減少するとも言われています(A bitter cup: climate change profile of global production of Arabica and Robusta coffee)。
少し歩けば簡単に手にいれることのできるコーヒー
コーヒーによって、便利で豊かな生活を手に入れた私たちでしたがその反面、街にはたくさんのコーヒーで溢れかえり、結果として農家や環境への負荷が大きくかかりました。
そんな危機的な状況にあるコーヒーにおいて、ネパール・ハルパン村のアグロフォレストリーの中に「植樹」を取り入れることで、新しい生産・消費スタイルを提案します。
苗を植えてから実になるまでの3年。支援者が植えた想いが木の成長に合わせて、どのように3年間を過ごしていくのかという経過を楽しむ。そして、農家さんが3年間大切に育んだ想いも上乗せされ、植えてから3年後に支援者の元へコーヒーが届きます。
自分のコーヒーを育てて飲むことで、森をつくる【新しいコーヒーの楽しみ方】を届けています。
<過去支援者の声>
Story of BIKAS COFFEE
BIKAS COFFEEの10のものがたり
Story of BIKAS COFFEE #5 は、「東京・江戸川橋のコト」
https://note.com/bikascoffee/n/ndaaad16ece65
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