地球一個分の暮らしを取り戻す|自然の営みの中で見つけた使命
2020年9月にリリースされた、人・社会・地球にとって、本当に良いモノだけを集めたメディアコマースETHICAL CHOICE。このプロジェクト重要責任者・そうしさんはCAN BIKAS CAMP#1に参加、その後もBIKAS COFFEEのイベントに遊びに来てくれました。
エシカルな仕事をしながらエシカルな生活を送るひとりのお話。
今回も新たなライフスタイルを覗けそうです。
ETHICAL CHOICEという新しいメディア
エシカルやサステイナブルの領域に関わりかつグリーンウォッシュではない企業をピックアップ、その想いや取り組みを発信。
アポ取りからインタビューコンテンツ考案、記事作成までの一連すべてを手掛け作り上げます。
Ethical Choiceは、地球を持続可能な場所にするために、地球1個分の暮らしを取り戻し、その過程で、世界のあらゆる地域で起こる、貧困、飢餓、教育が受けられないなどの問題を、ビジネスの力で解決していくことを目指しています。(Ethical Choice HPより引用)
「今、私たちは地球の資源を1.7個分消費しているんです。
今の生活を賄うのに地球は1.7個分必要なんですよ。
日本に至っては2.8個分とかって言われていますね。
足りないんですよ。
それを0個分にするのは無理だけど、1個分にする努力は出来るかなと思っています。
地球の再生産能力と自分たちが使う資源の量をとんとんにすることはできる。」
HP冒頭「地球一個分の暮らしを」という表現には、現在の地球状態と向き合うETHICAL CHOICEの覚悟が込められています。
BIKAS COFFEEも取り上げて頂きました。その記事はこちら↓
旅で感じた自然の営みの中の自分
もともとETHICAL CHOICEとは別の部署にいたが上司に交渉して念願の異動。
早くもプロジェクトリーダーになり、事業モデルを再設計しました。
目指す先は、持続可能な地球。
この人並ならない想いを形成する忘れられない経験があります。
一つは旅。
「南米の雄大な自然、ウユニ塩湖、ブラジルとアルゼンチンの間のでっかい滝イグアスの滝とかに足を運びました。
そういうのを見ていると〈ザ・地球〉なんですよね。
惑星としての地球の姿、自然の営みが見えた。
自分も自然の営みの一つで生を授かって生きていて、この地球上のエコシステムの中にいてという感覚に何回もなって、地球は自分の家なんだと強く実感した。
だから自分の家が散らかっているのは嫌だし、自分の家が異常なことになるのも嫌だし壊れていくのも嫌。
なんかそういう感覚なんですよ。」
ラナプラザ崩壊事故の衝撃が火種に
ある一冊の本との出会い。
それが『僕たちはファッションの力で世界を変える ザ・イノウエ・ブラザーズという生き方』
ビジネスに関わる全ての人たちを幸せにしたいという生き方を貫く井上兄弟が、国籍や人種・宗教や心情を超えて確固たるスタイルで自らを表現。
「アパレルは地球で2番目の汚染産業と言われています。
ファストファッションを請け負っていたバングラディシュの工場が崩壊したこの現実に衝撃を受けたこと、さらにビジネスで社会の問題を解決する生き方に強い感銘を受けたことが火種になりました。
スティーブジョブズの言葉で言うと、点が出来た感じですね。」
ラナプラザ崩壊事故に関して、ETHICAL CHOICEでも取り上げられています↓
気づきを与えるメディアに
「何かしら自分の頭で考えて答えを出すことが重要なプロセスだと感じています。
押し付けになるとまた違うような気がして。」
押し付けず、多様性を包括することが、持続可能な地球環境作りへつながるのかもしれません。
「全員がヴィーガンになることはないんです。
全員がオーガニックコットンの洋服を買わないというのもできない。
この範囲だったらお肉は食べても持続可能ですよという値はあって、
これくらいだったら地球の生産能力が追い付くという値がある。
気づきを与える。それがメディアなんです。」
ETHICAL CHOICEの記事は、概要だけではなく、それを踏まえて私たちが出来ることへブレイクダウンする構成になっています。もう一つの例がこちら↓
「ETHICAL CHOICEの情報なら信じられるし、この人が書いているんだったら間違いないと思ってもらえたら嬉しいです。」
心がけているのは、発信者としてユーザーと本心で本音で真っ当なコミュニケーションを取ること。
「大事なのは内容より発信者です。」
メディア運営もスタートでしかない
実現したい世界。
それは〈社会貢献をする人が恩恵を受けることが出来る新たな経済圏〉です。
「僕たちが今やろうとしていることは、社会貢献が立派な価値を持ち、そこにちゃんとお金が回るようなエコシステム作りなんです。
社会貢献って今お金にならないじゃないですか。
ETHICAL CHOICEの上で情報収集できる、買い物できる。
アプリがあれば同じ価値観を持った仲間とつながれるし、何なら仕事も見つかる。
そういうライフラインづくりに向かってやっています。」
日々感じる手ごたえは、更なる活力になっています。
「駆け出しとはいえ、エシカルサステイナブルに取り組んでいる経営者と会うことが多く、同じ方向に向く人とつながって心が通じ合ったとき、この人たちと世の中変えていけるなと思った時は、最高ですね。
平日と週末のギャップ
最後にこっそり、そうしさんの息抜き方法を聞いてみると・・・
「やることも多いしクオリティーを求められるので気を抜けないので、
平日は駆け抜けていくような感じなんです。
だから逆に週末は何もしない。リセットする感じですね。
本当はいろんなことをやりたいんですけど・・・。」
忙しい日々のバランスをとっているのは週末のスイッチオフでした。
「最近は焚火台を買って、火を見ながらゆっくり時間を過ごしたり。
デジタルのデバイスと自分を遮断することが大事と感じています。」
生活と仕事が一体化しているように見える中でやはりオフは大切。
しかし根本の考え方はぶれません。
「例えば、豆乳を飲むようにしているのですが、スーパーで同じ豆乳でもオーガニックのものがあればオーガニックのものを選ぶ。
服は古着を買う。新し素材を一切使われていないから環境に良いわけです。
歯ブラシはプラスチックの者ではなく竹のものを使うとか。
プラスチックはほとんど使っていないですね。」
エシカルに働きエシカルに生きるひとりのライフスタイルは、地球における人間の使命を無理なくできる範囲で体現する姿でした。
これを読んでいるあなたも、地球への敬意を小さな行動へ変えてみませんか?週末にはもちろんひと休みしながら☕
ETHICAL CHOICEは、そんなときのあたたかい道しるべです。
BIKAS COFFEEコミュニティマネージャー
加納
【デイリービカス】は
BIKAS COFFEEを通して出会った方々のライフスタイルから
あなたに新しいライフスタイルを提案します📣
この記事に登場する人物の共通点は
「BIKAS COFFEEを飲んだことがある」ということ。
コーヒー片手に読んでほっと気持ちが軽くしてみたり
新たな価値観や生活の知恵を拾ってみてください💡
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