台湾の「野菜かご」と呼ばれるまちへ。ウサギ村の地域づくり/雲林・東勢微住
文:魏 曉恩(BuBu)写真:謝佩穎 資料:食通信台灣事務局 翻訳:田中
台湾の中南部にあり、嘉南平原の最北端に位置する雲林県。台湾を最も農業が盛んで、「台湾の野菜カゴ」と呼ばれています。雲林の農業生産面積は台湾全国で最も大きく64%を占め、農業人口も県人口の47%、約2人に1人が農家です。食物の大生産地、飾り気がなく勤勉な雲林の人たちの県民性、食を通した地域交流の場としては最適な場所ではないでしょうか。
『食べる通信』が結んだ日台の心
2016年日本の書籍『「食べる通信」の挑戦』の繁体字版が出版され、その後3年という短いスパンで、各地の若手編集者たち編集部を発足され、台湾の4箇所から台湾版の「食べる通信」が出版されました。台湾と日本、国境を越え、”地域”同士が結びつき、様々な共感を得ました。
『中台湾食通信 全ての食べ物は心に太陽のある人たちから生まれている』
『東台灣食通信 山と海からの生命力』
『雲林食通信』 山地から直々にいただく精神と食
『旅人食通信/不二味 食から出会う、地域の新たな農カルチャー』
2021年、台湾の産地で、微住計画始動!
『旅人食通信』は2021年に雲林東勢地区のにんじんブランド『VDS』とコラボし、にんじんをテーマにした本『潮農』の出版を予定しています。VDSは台湾の安心安全のブランドで、GLOBAL G.A.P.も認証、日本でも認められ、日本では『安星蔔/元気な人参』という商品名で販売されています。
2月は人参の収穫時期のため、台湾や日本の皆さんに雲林県東勢区に呼び、一緒に収穫などをしながら生活をしたいです。微住に来てくれる皆さん、ここ「ウサギ村」の地域づくりに携わりませんか?
詳細は乞うご期待!