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知らないことを知るには自分の常識は捨てることかな

起業した私はそれまで自分が身につけてきた仕事でのスキルは全く役に立たず1から学ばないといけないことを思い知らされました。本当に今思うとなんて無謀な開業だったことか(汗)

「集客」をすることについても、看板を出してホームページをアップしていたらそれなりにお客さんが来る。技術は確かなんだからと。そこんところは自分だから確かと思っているのであって、私を知らない人には分からないことですよね。そもそも私がそこで何をしてるかも誰も知らないんですから。

その知らせないといけないということから学んだんですよ。それから看板にサロンの名前を大きく出していても人は見ない、というか興味ない。自分の今必要なものかどうかがパッと見てわかるかどうかなんだということもね。

そしてチラシもただキレイな見るからに広告ってのは、これも見られない。手書きのヘッドラインはやっぱり目に留まるんですよね。でも、そんなことも知らない私は、手書きなんてサロンのイメージが・・などと偉そうに言ったものでした。もし今その時の自分がいたら「はぁ?」ってなるでしょうね

そういえば、私も自分なりにチラシが必要だと思い、自分なりに作って撒きましたね。はい、撒きました。サロンはこんなんでどーのこーのって響かない文章で100枚印刷、もちろん自分で印刷して。100枚も撒いちゃったわ!と自己満の世界。

だがしかし!まったくだーれも来ないし、電話も鳴らない。おかしい、電話が故障しているんじゃないか?受話器を外して「ツゥーッ、ツゥーッ」と鳴っている音を確認なんかもして、バカじゃん。たった100枚1回撒いたくらいじゃダメに決まってる。そう思うのもいろいろ学んでからなんですけどね。

人はそもそも見ていないし、聞いていないし、信じていない。

だからほぼ毎日500枚のチラシをポスティングして何週目かにやっと「チラシ見たんですけど」って電話が鳴りました。そこはもう何度も撒いている地域にも拘らず初めて見ましたと言われるくらい見られていないんです。見ているのかもしれないのですが、その時には必要なくて目に留まらなかったのでしょう。人は自分の興味のあるものでないと見えていないんです。よく言われるのが、赤い車が欲しいなと思っているとやたらと欲しい赤い車を見るようになるとかね。

チラシやホームページによくあるビフォーアフターも、どうせ合成でしょ?としか思っていない。ダイエットの写真も別人だし、お客様の声もさくらかもと思っている。(私でさえそう思いたくなるものも確かにある)だから、そこをどう信じてもらうか。これも学び。

最近あったことですが、ダイエットのお客様で1本のプロテインが無くなっていいころなので、もう無くなりますか?と聞いたら、まだ半分以上残っていると。飲む回数1日2回は合っているんです。量は最初と途中に「大さじ山盛りで2杯ですからね。カレースプーンの大きいやつね。」と言っている。絶対に言っている。でも、一応1回の量はどの位?と尋ねてみたら、堂々と「軽量スプーンにすり切り2杯で」と言ってのけた。

いやいや、どこから計量スプーンが出てきたの?すり切りって?もう顎が外れた漫画の顔になった気分でした。そんな感じで、聞いている様で聞いていない。解釈を変換してしまう。渡してあるプリントにも山盛りの写真が載っている。この対策として説明時に実際のカレースプーンに山盛りにしたプロテインを見せることにしました。題して、目に焼き付ける作戦!

悪い意味ではなく、お客様は小学3年生だと思え!です。そのくらいの子にでも分かるような説明をするということです。丁寧にということですね。

すべては学びと経験から。

良く子供に「何度言ったら分かるの!一度言ったら分かるでしょう!」って分からないでしょうよ。大人ですら分からないんですから。

これから起業しようと思っていたら、まずは学ぶ環境を見つけることと、あっちこっちとごちゃ混ぜにしないことです。どこのセミナーや研修にも必ずいる人がいますが、自分に合った講師の人にしっかり学ぶことがいいと思います。あの講師はこう言ったけどこの講師は違うこと言っているということがあると思います。目的は一緒でもやり方が違うとそういうことも出てきたりしますから、そんな時に知らないうちは余計に訳が分からなくなってしまいますね。

よかったらこちらをご覧になってみてください。https://linktr.ee/bijouk2018

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