人事と名刺交換してもなんの意味もない。むしろ面倒くさがられる話。

たまにインターンシップや学内セミナーで、名刺交換したいと申し出てくれる学生がいます。

その気持ちはとっても嬉しいです。嬉しいんですよ!

ただ、実は心の中では渡したくないなーって思ってます。。。ごめんなさい(´・ω・`)

私は必ず「個人的な連絡や相談は、公平性を保つためにご遠慮いただいています」とお伝えして名刺交換をします。

時間や業務にいくらでも余裕があるなら、そんなことは言いません。

本来なら、

就活相談、のってあげたいです。
OB訪問、セッティングしてあげたいです。
会社のこと、もっとアピールしたいです。

ただ、当社の採用担当は社内でもトップクラスの忙しさなのです。

1人にそんなことをしたら、何十人、何百人も同じ対応をしなきゃいけなくなります。

ある特定の学生だけ特別扱いする訳にはいかないからです。

ホンネでは、正直メールアドレスや電話番号を教えたくないと思っています。

たいてい、マイナビやリクナビに載せている番号は、アウトソーシング会社の電話番号やメールアドレスのことが多く、人事直通の連絡先は公開しないようにしています。

なぜなら、人事へ余計な問い合わせや営業電話が来ないようにするためです。

つまり、名刺交換とは学生からの一方的なアピールのため、ぶっちゃけ、人事からすると迷惑だったりします。

名刺交換したくらいで、何千人の中から顔と名前を覚えているなんてことはまずありません。

名刺交換した学生が、じゃあ毎年実際当社へどれだけ入社したのか。

社会に出るときちんと成果を分析させられます。

他の会社にも同じことをせっせとしている学生ですね。

残念なことに、ほとんど入社していませんよ。

この現実を採用担当はわかっています。

限りある時間と労力をどこにかけるべきか。

名刺交換した学生ではない、と私は考えています。

インターンシップや学内セミナーなど、何度も足を運び、相手の目を見て気持ちよく挨拶する、インターンシップでは積極的に発表等をし、アンケートはしっかり書く、聞きたいことはきちんと人事に質問をする、、、そんな些細なことの積み重ねをしている学生が内定を獲得し、そして当社を理解しベストな選択だと思って入社してくれているように思います。

ぜひ学生のみなさんは、相手のことも考えてみていただければと思います。

名刺交換するのは、何のためですか??