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こんにちは美人薬局就活応援コミュニティです。 このアカウントは主に【薬学生】を対象にして、 定期テストのヒントになる情報を共有していきます。

最近の記事

機能形態学~筋肉~

 今回は筋肉編です。  前回の骨編はどうでしたか?一回で理解出来たあなたも、復習を心がけて何回も見直しているあなたも骨編に続いて筋肉編まで見に来てくれたあなたもみんなステキです!  筋肉編は非常に少ないので肩の力を抜いてリラックスして行きましょう。 〇筋肉系  まずは筋肉の種類について知る必要があります。我々がよく使う 「大胸筋、腹筋、背筋」 という分類では無く、もっと根本的な区分けです。 引用先:筋肉の分類|医学的見地から https://kasotuu

    • 機能形態学~骨と関節~パート②

       さて、今回は 「骨の役割」について解説していきます!  前回の記事をまだ見ていない・・・という人は、まずはそちらをご覧ください。  今回解説する「骨の役割」は前回の「骨の基本構造」と被っている所も多いです。はりきっていきましょう! ~まえがき~  「実は暗記って一回で全部覚える必要はない?」  あなたは、その日覚えたつもりで勉強して、次の日見返したら、  「あれ?忘れてる・・・」  「なんやったっけ・・・」 とかなったことありませんか?私はしょっちゅうあります

      • 機能形態学~骨と関節~パート①

         今回は骨格・筋肉系です。よろしくお願いします。 ~まえがき~  薬学部において、機能形態学はとにかくややこしいですよね。機能形態学に限った話ではなく、薬学部って科目が多すぎるし暗記が多すぎる・・・。  あなたはテスト勉強がつらすぎて薬学部に入った事を後悔したりしていませんか?  私は何回も後悔しましたし、何回も辞めようかな・・・と思いました。多分全薬学部生の共通の苦悩ではないでしょうか。私はとにかく暗記が苦手で、高校時代も暗記科目の成績は良くありませんでした。そして

        • 機能形態学~シナプス伝達とホメオスタシス~

          6.シナプス伝達について  まず、シナプス伝達の定義を伝導と比較しながらしっかり把握していきましょう。  先述しましたが、興奮が軸索を伝わっていく事を興奮の伝導と言います。そして神経終末に達した興奮が次の神経細胞や効果器(内臓など)にシナプスを介して伝わる事をシナプス伝達といいます。  簡単に言うと、伝導は神経細胞内の興奮の伝わりで、 伝達は、神経細胞間の興奮の伝わりです。実は伝導の3原則があったように伝達にも3原則があります。 1.一方向性伝達 一方向性伝達というの

          機能形態学~神経系の興奮と伝導~

          ①神経細胞、②グリア細胞、③興奮の伝導の順番に見ていきましょう。 ①神経細胞  まずは神経細胞(ニューロン)についてですが、神経細胞は細胞体、樹状突起、軸索で構成されており、神経系の形態的の構成単位と定義付けされています。特に、興奮伝導に特化した細胞ということを押さえていてください。 引用先:https://saruya-akira.hatenadiary.org/entry/20111102/1320281046  構造的には上記のようになっています。神経細胞の1.細

          機能形態学~神経系の興奮と伝導~

          機能形体学~自律神経系~

           自律神経系は以前の記事にも記載した通り、交感神経と副交感神経に分けられます。そして、脳や脊髄から出た自律神経は一般的に2つのニューロンで構成されています。  ニューロンというのは、簡単に説明すると神経単位のことで、神経細胞体・樹状突起・軸索で構成されています。ここが一番大事なのですが、ニューロンは刺激を受容・伝達する機能を持ちます。  ここだけはしっかり覚えてください。  さて、本題に戻りますが、自律神経節でニューロンが切り替わり、中枢側を節前線維、効果器(内臓など)

          機能形体学~自律神経系~

          機能形態学~末梢神経系~

           今回のテーマは末梢神経系です。  皆さんは末梢神経系と言われてピンときますか?ちなみに当時私は体の中心にあるのが中枢神経で体の末端にある神経だと思っていました(笑)  まず末梢神経系には、解剖学的な分類と機能的な分類があります。解剖学的に分類すると脳神経(12対)と脊髄神経(31対)に分けられ、機能的に分類すると自律神経系と体性神経系に分けられます。解剖学的分類ざっくりいうと見た目で分けたらこんな感じだよね~てな感じです。個人的に機能的分類の方が重要な気がしています。な

          機能形態学~末梢神経系~

          機能形態学~中枢神経系(パート2)~

           前回の記事をご覧になっている方は、そろそろ機能形態学のヤバさに気がついてあたふたしている事でしょうか。まだまだ序の口なので気張っていきましょう!  本当にこの科目は覚えることが多すぎて次から次へと暗記しても以前学習した分野が抜け落ちていきます。こういう量が膨大な科目で大事なことは【とりあえず回しまくる】です。  何回も何回も目を通して頭に刷り込んでいくイメージです。一回で覚えれきれなくても、気に必要は全くありません。構いません。5回、10回、100回と回しまくって脳に焼

          機能形態学~中枢神経系(パート2)~

          機能形態学~中枢神経系(パート1)~

          ①神経系           ←今回はココ ②骨格、筋肉 ③皮膚 ④感覚器 ⑤循環器 ⑥呼吸器 ⑦消化器 ⑧泌尿器 ⑨生殖器 ⑩内分泌 ⑪血液、造血器 の11部構成で進めていきたいと思います!長くなると思いますが、どうぞお付き合いくださいませ! こういう科目はまず片っ端から暗記しようとせずに、全体を大きく俯瞰して流れを体系的に確認する事を意識しましょう。でないと木を見て森を見ず状態に陥り大変なことになります。 是非本記事をみて、流れを体系的に確認して各自大学の過去問を解

          機能形態学~中枢神経系(パート1)~

          薬理テスト対策:うつ病・認知症・片頭痛の薬

          【うつ病・認知症・片頭痛の薬】 ・モノアミン仮説→躁病やうつ病などの発症には脳内のモノアミン(ノルアドレナリンやセロトニン)の減少が関係しているのではないかという仮説 ★抗躁病薬 躁病・・・気分障害の一種で気分の高揚や食欲亢進、自信過剰といった症状が現れる。 ・炭酸リチウム:気分安定薬として躁状態の患者使用される ★抗うつ薬 (1)三環系抗うつ薬(~プラミンが多い) イミプラミン、クロミプラミン、アミトリプチリン アミントランスポーターを阻害することでモノアミン(ノ

          薬理テスト対策:うつ病・認知症・片頭痛の薬

          薬理テスト対策:全身麻酔薬・催眠薬・中枢興奮薬・鎮痛薬

          ★全身麻酔薬 全身麻酔薬とは外科手術を行いやすくするための薬物であり、段階や条件がある。 ・全身麻酔の3条件 ①痛みの消失 ②意識の消失 ③骨格筋の弛緩 ※必ず覚える!定期試験に頻出 ・全身麻酔の深度(段階) Ⅰ期/導入期(痛みの消失)→Ⅱ期/発揚期(意識の消失)→Ⅲ期/手術期(骨格筋の弛緩)→Ⅳ期/中毒期(呼吸麻痺・血圧低下などの中毒症状) ※全身麻酔薬としては手術期までで十分であり中毒期に入ってしまうと手術の進行に悪影響を及ぼす可能性がある。 全身麻酔薬には、吸

          薬理テスト対策:全身麻酔薬・催眠薬・中枢興奮薬・鎮痛薬

          薬理テスト対策:神経系に関わる薬

          ★交感神経刺激薬 (1) α、β受容体非選択的刺激薬 アドレナリン:副腎髄質で生合成される。消化管や肝臓でMAOやCOMTで分解されるため、経口投与は無効(主に注射薬として使用)。α受容体・β受容体に対する親和性が高い。 作用: 血管収縮(α1刺激により皮膚や内臓の血管平滑筋が収縮する)→血圧上昇 血管拡張(β2刺激により冠動脈や骨格筋血管の平滑筋が拡張する)→血圧低下 心機能促進(β1刺激による心拍数増加、心収縮力の増加) 散瞳作用(α1刺激による瞳孔散大筋の収縮)、 気

          薬理テスト対策:神経系に関わる薬