壁ぎわに寝がえりうって…[猫のイラスト短編エッセイ]
昭和歌謡の大スター・沢田研二の「勝手にしやがれ」のワンフレーズのお話じゃなくて、ネコリーナのこと。
ネコリーナはときどき、壁にピッタリくっついて寝る。
謎なのは、壁側に顔を向けて寝ること。
いやいや逆でしょ!と言いたくなる。
背中を壁につけて広い視野を確保して寝るなら納得できる。
仮に危機が迫っても、素早く察知して回避できるはずだから。
なのに、壁を向いて寝る。しかも顔と壁の間隔が、わずか数センチ。
閉所恐怖症ぎみのボクには信じられない。
ギュウギュウ詰めの通勤電車で壁に押し潰されながら会社に通う日々がトラウマとなり、ある時期から閉所が苦手になった。不快でしかない。
漫才コンビが本番前、壁に向かってネタ合わせをするシーンをTVで見ることがあるが、目の前に大きな壁が迫ってる状態でよく集中できるな〜と感心する。ボクにはムリ。
あえて「壁側を向く!」必要があるんだろうか。謎でしかない(^^;)
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猫好きデザイナーの
イラスト・ショートエッセイ
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