宇宙は自分を中心に回ってる
若い時って、今よりずっと無鉄砲でこわいものしらずだった。
にも書いたけど、人にどう思われるかじゃなく、
自分が納得できるか
が基準だったから(今もそれは変わらないけど)。
22くらいの頃かな。
当時仲の良かった年上の男友だちに、
「おまえを中心にお天道さんが回ってんじゃねーんだよ」
と言われて、
「当たり前でしょ。わたしを中心に宇宙が回ってんだから」
と言い返し、「そこまでいくとスゲーな」と、その友人のお口をあんぐりさせた若かりし頃。
ケンカしてたんじゃなく、普通の会話の中のことだから、そのあとはふたりで大笑いだった。
それから数年後。
当時つきあっていた彼が、自己啓発セミナーみたいなものにハマっていた彼の弟の(無理やりの)誘いで、自己啓発合宿のようなものに参加した(そういうの全く必要ないタイプだったけど)。
最終日の個人面談のようなもので、「自分が中心だと思って行動することが大事で…」みたいな質問だか話をされたので、
「あ、ウチに自分が宇宙の中心だって言ってるのがいるんで、そういうの大丈夫です。」
って言ったとかで、「それは素晴らしい」と驚愕だか感嘆だかされたと、楽しそうに話していた。
でも実際、みんな宇宙の中心だもの。
それぞれが、それぞれの世界をつくって生きてるんだから。
だれかに振り回されてると思っていても、それはそういう世界を自分がつくっているんだよ。
生まれた境遇、育った環境、いろいろあるけれど、過去は変えられない。
でも未来は変えられる。
自分の世界の中心は、自分だ。
だから、宇宙だって自分を中心に回ってる。
傲慢じゃなく、淡々と、そう思ってる。
ここに人を巻き込んでしまうと、傲慢や自分勝手になるけれど、あくまでも、そして徹底的に、自分の世界についてどういう考えを持とうがわたしの勝手だもんね。
ひとりでは物語はつくれない。
誰もがみんな世界の中心で、それぞれがそれぞれの宇宙の中心で、宇宙を彩る大きな宇宙の一部。
ブレないとか、一匹オオカミとか言われるのは、こんな感覚で生きてるからかもね。